フランス恋愛映画の金字塔 アルノー・デプレシャン「そして僕は恋をする」特別上映決定
2015年12月2日 07:30
[映画.com ニュース] アルノー・デプレシャン最新作「あの頃エッフェル塔の下で」の公開を記念し、デプレシャンが20年前に36歳で監督した「そして僕は恋をする」の特別上映が12月14日、Bunkamuraル・シネマで行われる。
新作「あの頃エッフェル塔の下で」と「そして僕は恋をする」はともに、マチュー・アマルリックが演じる主人公のポールと、恋人エステルの物語。「あの頃エッフェル塔の下で」では2人の出会いから初恋の日々が描かれ、「そして僕は恋をする」では付き合って10年後の2人が描かれており、両作品は姉妹編といった趣だ。フランス恋愛映画の金字塔とも呼ばれる作品をスクリーンで見られる貴重な機会となる。
ポール・デダリュスはパリ大学の講師。教授になるための博士号も取れないまま2年がたち、そこそこの人生を過ごしてきたが、“真の人間としての人生の始まり”が起こるのを待っていた。10年来の恋人エステルとの付き合いも倦怠期を迎え、新たな女性シルヴィアと出会い、恋に落ちる。しかし彼女は実は親友の恋人だった。
「そして僕は恋をする」は、Bunkamuraル・シネマで12月14日午後18時45分上映。料金1200円、「あの頃エッフェル塔の下で」特別鑑賞券提示で200円割引。詳細は公式HP(http://www.cetera.co.jp/eiffel/)で告知する。