「亜人」第2部「衝突」は16年5月公開!宮野真守「角度がどんどん変わっていく」
2015年11月28日 14:02
[映画.com ニュース]不死の新人類=亜人のサバイバルを描いた人気漫画を3部作で劇場アニメ化する企画の第1部「亜人 衝動」が11月27日、全国30館で公開され、宮野真守、小松未可子の主要声優をはじめ、瀬下寛之総監督、安藤裕章監督が東京・TOHOシネマズ新宿で舞台挨拶に立った。合わせて、第2部「衝突」が2016年5月に公開されることが発表された。
原作は「good!アフタヌーン」(講談社)で連載中の桜井画門氏の同名漫画。交通事故死から息を吹き返した高校生・永井圭ら亜人と、それを追う日本国政府の戦いを描く。
満員の客席に手を振りながら登場した主人公・圭役の宮野は、「ついに公開初日を迎えることができました」と感無量の面持ち。さらに「僕は役を演じるうえで“キャラクターと一緒に生きる”ということを大切にしています。だからこそ圭が何度も死ぬのは辛かった。試写では圭が拷問されるシーンを直視できなかったし、ぼろぼろ泣きながら見ていた」と感慨深げに振り返った。
宮野の言葉に熱心に耳を傾けていた安藤監督は、「本作を一緒に作ってくれたキャストに感謝している」といい、そのうえで「死ねなくなった主人公の物語だからこそ、逆に生きているキャラクターをいかに描くかが鍵だった。キャストが生きた芝居をしてくれたおかげで良い画が出来ました」と感謝を述べた。これに対して宮野は、「監督が『声優陣の芝居をそのまま画にした』と言ってくれたのがすごく嬉しかった」と述懐し、「本作には、僕らのそのままの魂が注がれています」と切々と語った。
イベント終盤には、第2部「衝突」から追加キャストとして、人気声優の福山潤が参加することが発表された。福山は頭脳派の圭と対照的な行動派の中野攻を演じるが、宮野は福山との共演の感想を問われると「あの人(福山)はかなり自由にやってます。中野攻という役を最大限に演じていますよ」と不敵な笑みを浮かべる。さらに宮野、小松、福山が登壇する舞台挨拶が12月5日に開催されることが明かされると、宮野は待ちきれないとばかりに「そんな福山さんと一緒だから……舞台挨拶は荒れるぞ!」と大はしゃぎ。客席に視線を移すと、「角度がどんどん変わって、作品のテイストがぐっとふくよかになっていきます。この第1部がプロローグだったんだなって感じるはず!」と呼びかけた。
「亜人」は劇場アニメのほか、テレビアニメ化も決定しており、2016年1月15日からMBS、TBSほかで放送開始となる。「亜人 衝動」は2週間限定公開。第2部「衝突」は2016年5月公開。
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