「スター・ウォーズ展」横浜会場は首都圏初公開作品約50点が追加!シリーズ最新作の特別ブースも設置
2015年11月24日 19:30

[映画.com ニュース] 今年4月に東京・六本木ヒルズで行われ好評を博した企画展「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン」が、11月25日から首都圏初公開作品約50点を追加し、神奈川・そごう横浜店で開催される。これを記念し、同展のプレス内覧会「STAR WARS PARTY」が24日、神奈川・そごう横浜店で行われた。
「スター・ウォーズ」シリーズの魅力を「ビジョン」というテーマから紹介する本展は、シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスが、世界中から選りすぐったアーティストが独自の解釈でスターウォーズの世界を描いたアート作品をはじめ、シリーズ6作品で実際に使用されたルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート所蔵のコンセプトアートや衣装、小道具などを展示。横浜展では、新たに追加された47点のアート作品をはじめ約50点の作品が初公開となり、東京展の約100点から大幅にボリュームアップした約150点が展示される。さらにシリーズ最新作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(12月18日公開)の特別ブースも設置されている。
本展の企画・監修を務めた渡辺浩光氏は、横浜展の見どころのひとつに、新たに追加された4点のコンセプトアートを挙げる。「ルーカスが最も信頼をおいたラルフ・マクォーリーが手がけた本アートは、シリーズの映画化を企画する際に描かれたもの。マクォーリーは元々、ボーイング社のデザイナーであったため、細かなディティールまで描かれている点に注目してほしい」。
シリーズの戦いの歴史を振り返る「戦いと兵器」のブースでひと際目を引くのは、ポスター調で描かれたポップなアート作品3点(首都圏初公開)。「リアルなバトルシーンを描いた作品が多いなかで、珍しいポップな作風」と渡辺氏が語るように、宇宙が描かれたパネルの前に巨大なデス・スターの立体作品とともに展示されており、パネル一面が巨大な展示物となっている。
展示物の9割が首都圏初公開となるのは、本シリーズを現代アートで表現するブース。教育番組「セサミストリート」の人気キャラクター、カエルのカーミットとヨーダが釣りをするほのぼのとした作品や、同ブース内で唯一の日本人参加者である西又葵氏による作品など個性的な作品が並ぶ。
横浜展のために設けられた「スター・ウォーズ フォースの覚醒」ブースでは、既出のビジュアルや劇中カットをはじめ、新キャラクターのドロイド・BB-8のレプリカを展示。小規模ではあるが、未だ謎多き最新作の世界観を垣間見ることができる。
「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」横浜展は、11月25日~2016年1月5日に神奈川・そごう横浜店で開催。開場時間は午前10時~午後8時(12月31日は午後7時閉館)、会期中は無休。チケットは大人1300円、高校生・大学生800円、中学生以下は無料。
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