「ガールズ&パンツァー」西住みほ役・渕上舞が明かす「旅行から自宅に帰った感覚」
2015年11月22日 21:30

[映画.com ニュース] 2012年に放送された人気テレビシリーズの続編となる「ガールズ&パンツァー 劇場版」。テレビシリーズから3年ぶり、14年に発売されたOVA「これが本当のアンツィオ戦です!」から約1年ぶりの完全新作となり、ファンからの期待も大きい作品だ。映画.comは、主人公・西住みほ役の声優・渕上舞に劇場版の見どころや収録秘話を聞いた。
「ガールズ&パンツァー(以下ガルパン)」は、女性の伝統武芸として、戦車を操って戦う「戦車道」が普及した日本を舞台に、主人公・西住みほら大洗女子学園で戦車道に邁進するあんこうチームの活躍を描く物語。茨城県・大洗が物語の舞台となっており、「聖地」大洗では、官民あげてのタイアップ企画がたびたび行われ、地域振興に一役買っていることでも知られる。
劇場版ではOVA以来久々のアニメ版アフレコが行われたが、渕上いわく「ゲームやアプリなど、途切れることなく『ガルパン』との付き合いが続いていたので、久しぶりという感慨はなく、旅行で数日空けていた自宅に戻ってきた感じ」だったという。

気になるストーリーについて聞くと、「『テレビシリーズでの出来事の意味を考えさせる内容です…』と意味深に答えたが、最終的には『やっぱり頑張ってきてよかった』と感じられました。見ていただければ、この言葉の意味は必ずわかってもらえると思います」と自信をのぞかせる。キービジュアルとともに発表されたキャッチコピー「とり戻せ」が、ストーリーをよく体現したものになっているという。
渕上自身は「全国大会の優勝後、みほが試合に『勝つこと』に執着していき、仲間たちから孤立していく」というハードな展開を予想していたが、実際にはまったく異なっていたとも明かす。注目の新キャラクターとして継続高校の面々をあげ、「出てくるだけでクスッと面白くなってしまう」。新キャラである知波単高校の面々に対しては「凛々しくて、強くたくましい。でもとても愛すべきキャラクターたちでした(笑)。その言動が愛おしいです」とニッコリ。劇場版ではテレビシリーズで登場したライバル校にも、それぞれ大きな見せ場が用意されているという。
ちなみに、軍事的な言い回しが多用される「ガルパン」では、「1200」を「ヒトフタマルマル」と読む。ところが、渕上はこれにすっかり慣れてしまい、今ではフリガナを振らなくてもスラスラ読めるようになったという。また「改めて『パンツァー・フォー(戦車前進)』の意味を説明するシーンがあります。テレビシリーズ第2話でもやったことなので、懐かしかった」と振り返る。
作品の仕上がりは「画面の情報密度が非常に濃いので、1度目はストーリー、2度目はお気に入りのキャラクターの活躍に絞って、3度目は音に耳を傾ける、というように、さまざまな楽しみができる作品になっていると思います」と太鼓判を押し、「『ガルパン』らしいハートフルなストーリーが展開します。みほたちのがんばる姿と、戦車のスピード感、大迫力の音響を劇場で満喫してください」と呼びかけた。
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