【全米映画ランキング】「スペクター」V2。チリの鉱山落盤事故からの生還劇「The 33」は5位デビュー
2015年11月18日 17:00

[映画.com ニュース] サンクスギビングに向け多くの新作がリリースされる11月。先週末は3本の新作がランクインしたが、上位は前週と変わらず、首位に「007 スペクター」、2位に「スヌーピー」が入った。
ダニエル・クレイグ主演「スペクター」は10日間の累計で約1億2800万ドルの興収。2億ドル超えは確実だが、約3億400万ドルのグロス(最終興収)を稼ぎ出した前作「スカイフォール」ほどの興行力はなく、今回は2億2000万ドルくらいに落ち着きそうだ。
約2400万ドルの興収で2週連続の2位となったは「スヌーピー」は、累計が約8200万ドルに。グロスは1億5000万ドル近辺になりそう。
初登場で3位に入ったのはホリデーシーズン向けのファミリーコメディ「Love the Coopers」。ダイアン・キートン、アマンダ・セイフライド、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、エド・ヘルムズ、アンソニー・マッキー、マリサ・トメイら豪華キャストが揃ったが、批評家からは厳しいレビューが集まり、オープニング興収も1000万ドルに届かず。劇中で描かれるのはクリスマスの話だが、クリスマス前には劇場公開が終わるおそれも。
そして初登場5位に入ったのが、2010年に起きたチリ・コピアポ鉱山落盤事故とその現場に閉じ込められた作業員たちの生還劇を描いた実録サバイバルドラマ「The 33」。約2450サイトでの上映で約578万ドルという成績はやや寂しいオープニング。次週以降のふんばりに期待したい。出演はアントニオ・バンデラス、ジュリエット・ビノシュ、ロドリゴ・サントロ、ガブリエル・バーン、ジェームズ・ブローリンに、「ショーシャンクの空に」のボブ・ガントン。メガホンをとったのは、エバ・メンデス主演コメディ「ママと私のグローイング・プラン」のパトリシア・リゲン。
8位にはボリウッドの恋愛ドラマ「Prem Ratan Dhan Payo」がランクイン。その他アーロン・エッカート主演のスポーツドラマ「My All American」惜しくも圏外11位からのスタートとなった。
今週は、今年のサンクスギビング最大の注目作である大ヒットSFシリーズの完結編「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」(ジェニファー・ローレンス主演)が公開となる。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





