47日間の漂流&日本兵からの虐待…アンジー監督作「不屈の男」予告編公開
2015年11月17日 08:00

[映画.com ニュース]女優アンジェリーナ・ジョリーの監督第2作「不屈の男 アンブロークン」の予告編が公開された。
映画は、ローラ・ヒレンブランド氏のノンフィクション「Unbroken:A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption」を原作に、元オリンピック選手の米空軍パイロット・ザンペリーニ(ジャック・オコンネル)が、第2次世界大戦時に日本軍の捕虜として過ごした過酷な日々を描く。ザンペリーニはベルリンオリンピックで陸上競技5000メートルに米代表として参加した元アスリート。操縦していた爆撃機が海に墜落し漂流した後、日本軍の捕虜となる。収容所で虐待を受けるが、不屈の精神で耐え抜いていく。
予告編では、オリンピック選手として栄光をつかんだザンペリーニが、47日間も海を漂流した末に捕虜となり、ミュージシャンのMIYAVI扮する日本兵ワタナベから侮辱される様子が映し出される。ワタナベが他の捕虜にザンペリーニを殴るよう命じるなど、虐待を繰り返すものの、ザンペリーニが屈することはない。映像の最後に、モデルとなったルイ・ザンペリーニの「私は生涯、レースを棄権したことはない。」というメッセージが映し出され、過酷な運命を生き抜いたザンペリーニの強さをうかがわせる。
「不屈の男 アンブロークン」は、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟らの脚本、名撮影監督ロジャー・ディーキンスによる映像で映画化され、第87回アカデミー賞で撮影賞、録音賞、音響編集賞にノミネートされた。オコンネル、“サムライギタリスト”として知られるミュージシャンのMIYAVIほかドーナル・グリーソン、ギャレット・ヘドランド、フィン・ウィットロックが参加している。16年2月に東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開。
(c)2014 UNIVERSAL STUDIOS
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