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原発問題に翻弄される福島の農家に迫るドキュメンタリー、16年2月20日公開

2015年11月17日 17:00

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「大地を受け継ぐ」のメインビジュアル
「大地を受け継ぐ」のメインビジュアル
(C)「大地を受け継ぐ」製作運動体

[映画.com ニュース] 原発問題に直面し、苦心しながら福島県で農業を営む男性を追ったドキュメンタリー「大地を受け継ぐ」が、2016年2月20日から東京・ポレポレ東中野ほか全国で公開されることが決定。合わせて、メインビジュアルが初公開された。

本作は、今年9月にポレポレ東中野で開催された「福島映像祭」での1日限定上映で好評を博し、劇場公開を熱望する意見が多数寄せられたため緊急公開が決定。戦場による精神的後遺症などを描いた「戦争と一人の女」(監督作)、北朝鮮の拉致問題を糾弾する「アジアの純真」(脚本作)、原発と人の営みをつづる「あいときぼうのまち」(脚本作)など、これまで多数の作品で社会問題に鋭く切り込んできた井上淳一監督が、初めて手がけたドキュメンタリー映画だ。

福島県須賀川市で農業を営むひとりの男性が、原発事故によって農作物出荷停止処分を受けた翌朝、自ら命を絶った。残された息子・樽川和也さんは、母・美津代さんととともに畑を耕し続けている。一般公募で選ばれた11人の学生を前に、和也さんが汚染された土地の作物を流通させることに対する生産者としての罪の意識、農業への思い、福島という大地への思いを語る。

メインビジュアルは、和也さんの土のついた手が大きく描かれ、その隣には「知らなければ、何も始まらない だから、ボクらは福島へ向かった」というキャッチコピーが刻まれており、福島で農家を営む者の苦悩と真意を掘り下げた本作の製作意図を訴えている。

大地を受け継ぐ」は2016年2月6日から福島・フォーラム福島で1週間先行公開、東京・ポレポレ東中野ほか全国で公開。

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