「ドラゴン・タトゥーの女」続編、ルーニー・マーラ代役にアリシア・ビカンダーが浮上
2015年11月9日 12:30

[映画.com ニュース] 長らく頓挫していたハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」続編について、新たな情報が伝えられた。米Wrapによれば、前作に主演したルーニー・マーラの代わりに、米ソニー・ピクチャーズはスウェーデン出身の新進女優アリシア・ビカンダー主演でリブートを検討しているという。
「ドラゴン・タトゥーの女」は、スウェーデン人作家スティーグ・ラーソンのベストセラー小説「ミレニアム」3部作の第1巻を映画化したもので、デビッド・フィンチャーが監督。主人公のミステリアスな女ハッカー、リスベットに抜てきされたマーラは、この作品をきっかけにブレイクしたが、世界興収は目標額にはいたらなかった。当初、ソニーはラーソン執筆の第2巻「火と戯れる女」を、前作に引き続きスティーブン・ザイリアン脚色で映画化する予定だったが、フィンチャー監督によればスタジオや出演者など関係者全員が納得できる脚本が完成しなかったようだ。
続編からは、マーラだけでなく、フィンチャー監督、そしてジャーナリストのミカエルを演じたダニエル・クレイグも降板する見込み。仕切り直しとして、ソニーは第2巻「火と戯れる女」より先に、今年9月に全米発売された第4巻「The Girl In The Spider’s Web」(2004年に心臓発作で他界したラーソンに代わり、スウェーデン人作家ダビド・ラーゲルクランツが執筆)を映画化する方針で、脚本家スティーブン・ナイトと交渉を進めている。ソニーは、ナイトの脚本が完成するまでキャスティングには慎重な姿勢だが、プロデューサーのスコット・ルーディン&エイミー・パスカルは、ビカンダーを推している。
主演候補に挙がっているビカンダーは、アレックス・ガーランド監督の「Ex Machina(原題)」で美しい人工知能ロボット役を演じ注目を浴びた。11月14日日本公開のガイ・リッチー監督「コードネーム U.N.C.L.E.」ではヒロインを演じており、11月27日全米公開のトム・フーパー監督「ザ・デニッシュ・ガール(原題)」では主演エディ・レッドメインの妻役を演じている。現在は、ポール・グリーングラス監督×マット・デイモン主演のジェイソン・ボーン・シリーズ新作を撮影中で、ほかにも話題作の公開が続々控えている“最旬”女優の1人である。
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