野村萬斎“芸人時代”の姿を披露!主演映画「スキャナー」ビジュアル公開
2015年11月6日 07:00

[映画.com ニュース] 狂言師の野村萬斎が現代劇に初挑戦した主演映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」のビジュアルが、完成した。元お笑い芸人で、残留思念(物や場所に残った人間の記憶・感情)を読み取る特殊能力を持つ主人公・仙石和彦を演じる野村が、探偵風の衣装に身を包んでいる。
映画は、金子修介監督が「キサラギ」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」などの人気脚本家・古沢良太とタッグを組んだオリジナル作品。仙石とお笑いコンビ「マイティーズ」を組んでいた元相方・丸山竜司役で宮迫博之、女子高生ピアニスト・秋山亜美役で杉咲花、行方不明になった音楽教師・沢村雪絵役で木村文乃が共演している。
特殊能力を盛り込んだネタで世間を沸かせた仙石だったが、能力の代償に神経をすり減らし、現在はマンションの管理人としてつつましく暮らしていた。そんな折、女子高生ピアニストの亜美から、行方不明になった音楽教師の雪絵をマイティーズに探してほしいと頼まれたことをきっかけに、仙石はしぶしぶながらその事件の謎を追い始める。
ビジュアルでは、紫色のスーツ姿の宮迫がひょうひょうとした表情を浮かべる一方、独特の髪型の野村は、違和感たっぷりの雰囲気をかもし出す。野村は「ハロウィンのようなコスプレ感を楽しみました。普段の私とのギャップをご期待ください」と呼びかけており、今までにない衣装を大いに楽しんだ様子。そして宮迫との共演に「宮迫さんの漫才の呼吸と僕の狂言の呼吸が同じテンポの良さを持ったり、時には間をもってひゅって投げたり、そういうキャッチボールの面白さを感じながら、息の合った漫才ができたと思っています」と手応えを明かし、「台本がないシーンも多く、基本アドリブでやっていました(笑)。彼は本業ですからどんどんツッコミを入れて来て、僕がボケたりしながらやっていったのは面白かったですね」と語っている。
また宮迫も、「本当のコンビ(『雨上がり決死隊』)と同じ立ち位置でしたので、違和感なく役に入ることができ、初めてとは思えないほど、自然に演じることができました」とコメントを寄せている。ほか、高畑淳子、安田章大、ちすん、福本愛菜が出演。2016年ゴールデンウィーク公開予定。
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