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藤原紀香、「グリーン・ポルノ」アフレコは「11時間ぶっ通しで立っていた」

2015年10月29日 21:00

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舞台挨拶に立った藤原紀香
舞台挨拶に立った藤原紀香

[映画.com ニュース] 第28回東京国際映画祭の「パノラマ部門」で10月29日、伊女優で監督のイザベラ・ロッセリーニを追ったドキュメンタリー「イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」が上映され、日本語吹き替え版声優を務めた藤原紀香が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。

着ぐるみ姿のロッセリーニが様々な動物を演じ、生殖行為を説明する短編映画シリーズ「グリーン・ポルノ」の製作過程や、自身のインタビューを盛り込み、その希有な才能をとらえた今作。ロッセリーニによるナレーションや、動物たちに声を吹き込んだ藤原は「人間の世界に生きていると、人間が一番進化しているように思えますが、動物の生殖機能は驚くほど素晴らしい。いろんな発見があって、この作品に携われた喜びにあふれています」とほほ笑んだ。

さらに、生命の根幹に迫り続けるロッセリーニに最敬礼で、「気がついたら11時間ぶっ通しで立っていて、終わった時は抜け殻のような状態になってしまいました」と熱のこもったアフレコ風景を振り返る。動物たちの生殖行為のシーンにも言及し、「いろんな動物の声に挑戦して、動物の気持ちになるしかありませんでした。アブラムシ、クマ、ヘビだったり、そういった動物たちの気持ちになって演じましたので、イザベラさんの思いが伝わればいいなと思います」と真摯な眼差(まなざ)しで呼びかけた。

また舞台挨拶後の報道陣による囲み取材で、藤原は「SEXは命がけ」という今作のキャッチコピーにからめ生物の神秘を熱弁。クモの生殖行為を例に「クモはメスのほうが大きいんです。オスが生殖行為をしようと思って近づくと、ハエだと思ったメスに食べられてしまう。命がけでメスに近づいて、生殖行為が終わってすぐ逃げるんです。本当に面白くて、とても勉強になりました」と語り、「人間は男性と女性と分けていますが、動物や昆虫たちは、どちらともわからないものがたくさん存在します。生物たちの多種多様な世界に魅せられました」とうっとりとした表情で明かしていた。

イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」は、WOWOWで11月7日放送予定。第28回東京国際映画祭は、10月31日まで開催。

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