「Perfume」あ~ちゃん、TIFFレッドカーペットにド緊張!「ここを歩いていいんじゃろうか」
2015年10月24日 15:25

[映画.com ニュース] テクノポップユニット「Perfume」の世界公演を追った初のドキュメンタリー作「WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」が10月24日、開催中の第28回東京国際映画祭の「パノラマ部門」で上映され、同グループの西脇綾香(あ~ちゃん)、樫野有香(かしゆか)、大本彩乃(のっち)、佐渡岳利監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に出席した。
Perfumeが結成15周年、メジャーデビュー10周年を迎えた2014~15年に行ったワールドツアー「Perfume WORLD TOUR 3rd」に密着したドキュメンタリー。約2カ月間にわたりカメラを回し続け、通称「ダメ出し会」の様子や、わずかな余暇を楽しむ等身大の姿、独占インタビューの模様などをとらえている。
22日に行われた映画祭オープニングセレモニーでは、レッドカーペットを歩いたPerfume。あ~ちゃんは「女優さんでも何でもないのに、ここを歩いていいんじゃろうか。あれ、歩くでいいんだよね? 踊るとか、何かないことに手持ち無沙汰で、緊張ばかり増してしまって、人生で一番緊張したんじゃないかな」としみじみと振り返る。それでも、「カメラを向けられたら、知らない間にぼろぼろと映画のいいところを言っていて、すげえと思いました」と自身の行動に驚きながら、「これも15年の賜物だなと思いました」と胸を張っていた。
かしゆかも緊張はあったものの、「こそこそ話で『ここで止まって、前を向くのね』と言い合っていて、緊張しながら楽しんでいたのがperfumeらしかったです」とニッコリ。のっちは「マネージャーのもっさん(山本史朗氏)がプロデューサーとして後ろを歩いてくれていたのが嬉しかった」と感慨深げで、3人とともにフォトセッションに臨んでいた佐渡監督は「ポーズがちゃんとできなくて、本当に申し訳ない(笑)。一緒に歩かせて頂いて、メンバーには感謝しています」と謝辞を述べた。
アメリカでの単独公演を果たした今、次なる目標を聞かれると、あ~ちゃんは「今年は信じられないことをたくさん経験させてもらいました。たくさんの方に祝福して頂いたので、これからも皆さんに楽しいと思ってもらえることを、自分たちも楽しんで提供できるように活動していきたい」と真摯な意欲を語る。これを受け、のっちも「perfumeとしての活動が、年を重ねるたびにどんどん楽しくなっています」といい、「劇中で大きな夢を口にしましたが、その道中も楽しくいられるような、そんな3人でいたいと思います」と同調。さらに、かしゆかは「ここまで続けてこられたのは、この2人と一緒にいられたから。これからも、ずっと3人でperfumeとして楽しんでいけたらいいなと思います。それと同時に、スタッフさん、ファンの皆さん、知ってくれる全ての方を幸せにしていけたらと思います」と決意を新たにしていた。
「WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」は、10月31日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。
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