「スター・ウォーズ フォースの覚醒」予告編が公開 新キャラや新たな謎も
2015年10月21日 07:05
[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」シリーズ最新作で新たな3部作の幕開けとなる「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(J・J・エイブラムス監督)の予告編が10月20日、公開された。これまで厚いベールに包まれてきたキャラクターたちの背景が少しずつ明らかになる注目の映像だ。
2分16秒の予告編で最初に登場するのは、今年4月に来日も果たし、世界中から注目を集める新鋭女優デイジー・リドリーが演じる新ヒロインのレイだ。朽ち果てた宇宙船を探索するシーンからスタートし、辺境の惑星ジャクーの砂漠をドロイドのBB-8と歩くレイは、「私は何者でもないわ」という、数々の噂を一蹴するかのような意味深なセリフを口にする。
次に登場するストームトルーパーの格好をしたフィン(ジョン・ボヤーガ)は、「俺はこのために生きてきた。だけど戦う目的がない」と迷いを口にし、ストームトルーパーのマスクを脱ぐ。そして、本作の悪役で十字型の赤いライトセーバーの持ち主カイロ・レン(アダム・ドライバー)は、朽ち果てたダース・ベイダーのマスクの前で「私があなたを受け継ぐ」と、ダース・ベイダーを彷彿(ほうふつ)させる電子音の声で誓いを立て、本作から登場する新キャラクターたちの一面が次々と明らかになる。
また、謎のナレーションによる「暗黒面(ダークサイド)もジェダイも実在する」という言葉や、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)がレイとフィンに「すべて真実だ」と語っている場面から、本作で描かれる時代や世代にはフォースは存在しないのか、そしてフォースが覚醒するのは誰なのかといった、さまざまな展開を想像させる。さらに、ハン・ソロとレイア(キャリー・フィッシャー)が抱擁する場面も一瞬だが映し出される。
ルーカスフィルム共同会長でプロデューサーのキャスリーン・ケネディは、本作について「テーマは『家族の物語(サーガ)』であり、家族が世代を経るごとに繰り広げられる『愛と喪失』のドラマ」だと語っており、新たなキャラクターたちの家族についてもさまざまな憶測を呼びそうだ。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は12月18日から公開。
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