浅沼晋太郎、「サイボーグ009VSデビルマン」は「マッドマックス」みたいな映画と猛アピール
2015年10月17日 16:30
[映画.com ニュース] 石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」と永井豪原作の「デビルマン」がコラボレーションした新作アニメ「サイボーグ009VSデビルマン」が10月17日、封切られた。声優の浅沼晋太郎、M・A・O、メガホンをとった川越淳監督は、東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。
不動明/デビルマン役の浅沼は、客席を見渡しながら「外国の方やお子さんもいますね。男女比も半々くらいだし、いろんな方が来てくださっていますね」とニッコリ。さらに「皆さん、タイトルを聞いた時の衝撃があると思いますが、そのまま上映されてもその衝撃は裏切りません!」と発言し、「冒頭からいきなりクライマックスです。『デビルマン』『サイボーグ009』を知らない人への説明もなし。僕のなかでは『マッドマックス』のような映画。暴走機関車に乗ったと思って巻き込まれてください。『えー!』と思ったまま、90分ぶっちぎります!」と客席にアピールした。
キャラクターの魅力について問われると、浅沼は「デビルマンはすごくピカレスクなヒーロー。ビジュアルを見ると、およそヒーローとは思えない見た目じゃないですか。でもそういうキャラクターだからこそ、今日は男性もたくさん来てくれたのだと思う。こういう状況が嬉しい!」と喜びを語った。一方、「サイボーグ009」の003ことフランソワーズ・アルヌール役のM・A・Oは、「フランソワーズは戦う女性でありながら、すごく母性のある方。ない母性を振り絞って頑張りました」と回答。そんな2人を見ていた川越監督は、「スキルの高い役者さんが揃いました」と称賛していた。
本作は、大塚芳忠、牛山茂らベテラン声優が多数参加している。アフレコ現場での苦労を問われると、浅沼は「不動明を演じるプレッシャーと、この方たちと演じるというプレッシャーでわけわかんなかった」と告白。さらに「じゅんじゅん(福山潤)とも言っていましたが、冒頭からクライマックスの作品だから、訓練期間がまったくないんです。最近ボクササイズを始めた人がいきなりタイトルマッチのリングに上がったみたいな状況だった。しかもそれをチャンピオン級の人たちが見ているという……、なんてことしてくれてるんだ監督」とうらみ節。川越監督は、慌てて「僕は『マジンカイザーSKL』で浅沼くんとご一緒した経験から、デビルマンは浅沼くんだと最初から決めていた。現場で見ていてもやっぱりすごいなと思っていましたよ」とフォローしていた。
映画は、世界で発生する凶悪事件に隠された陰謀をめぐり、「サイボーグ009」の9人のサイボーグ戦士と「デビルマン」の主人公である不動明/デビルマンが激突する。「サイボーグ009VSデビルマン」は、本日から2週間限定上映。
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