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内野聖陽、国民的美少女・吉本実憂を「絶対にS」と断言

2015年10月3日 21:10

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舞台挨拶に出席した内野聖陽ら
舞台挨拶に出席した内野聖陽ら

[映画.com ニュース] 芦沢央氏の第3回野性時代フロンティア文学賞受賞作を映画化した「罪の余白」が10月3日、全国56スクリーンで公開初日を迎え、主演の内野聖陽吉本実憂谷村美月葵わかな、主題歌を担当した金魚わかな大塚祐吉監督が、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた舞台挨拶に出席した。

内野演じる娘を亡くした父親と、吉本扮する狡猾な女子高生・咲の心理戦をスリリングに描いた今作。映画では追い詰める吉本と追い詰められる内野という構図となったが、内野は「プライべートではSかMか」という質問に「僕はたぶんS。でもどこかいじめられたい部分もある。俳優ってそういうところがあると思う」と持論を展開した。吉本は「ご想像にお任せします」と煙に巻いたが、内野から「絶対にSですよ」と断言され、苦笑いを見せていた。

また、映画に真実味をもたせるため、“傷つけるエクササイズ”という練習をしたといい、内野は「『なんでそんなに芝居がでかいんですか?』とかパーソナルな傷つけ方をされた」と大塚監督をチラリ。大塚監督は「実憂ちゃんにも『芝居が下手になる専門の学校でも行ったの?』とか言っていました」と自らの“暴言”を明かし、「それが作品にもいい影響をもたらしていると思います」と演出に自信を見せていた。

そんな緊迫したムードの撮影現場だったが、内野と吉本は宣伝活動を通してお互いの印象が変わったという。内野は「やっぱり素敵な人ですよ。こんなに笑顔で言葉を交わすことがなかったので」と、国民的美少女の魅力にメロメロの様子。吉本は、「(内野が)笑うんだと……。(笑)笑いかけてくださるのが嬉しかったです」と、素の内野の姿にほっとした表情を浮かべていた。

罪の余白」は、名門女子高に通う娘・加奈(吉田美佳子)を転落事故で亡くした安藤(内野)が、真相を突き止めようと接触した美少女・咲(吉本)の計略にはまり、翻ろうされる姿を描く。

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