ジェームズ・ディーン死の直前の旅を描く「ディーン、君がいた瞬間」予告公開
2015年9月30日 22:30

[映画.com ニュース] 新鋭デイン・デハーンがジェームズ・ディーンに扮するロードムービー「ディーン、君がいた瞬間(とき)」の予告編が、ディーンの命日9月30日にあわせて公開された。
映画は、24歳の若さでこの世を去ったハリウッドスター、ジェームズ・ディーンが、後に天才カメラマンと呼ばれるデニス・ストック(ロバート・パティンソン)と過ごした死の直前の旅を、事実に基づいて描く。ストックは、パーティで出会った無名の新人俳優ディーンがスターになると確信し、ディーンの故郷である米インディアナ州まで2人きりで2週間の撮影の旅をする。始めは上手くいかない2人だが、次第に互いの才能に刺激されていく。
デハーンは、ディーンを演じるため、あらゆる著書やインタビュー映像から仕草や話し方、ものの考え方などを徹底的に調べあげて撮影に臨んだという。さらに、3カ月で11キロ以上体重を増量したうえで、約2時間に及ぶ特殊メイクで目の色、髪型、眉毛、耳たぶにいたる細部までビジュアルを再現している。
予告編では、スターらしい活き活きと輝く笑顔から、酒に酔ったすさんだ表情まで、ディーンを熱演するデハーンが確認できる。また、人生に迷うディーンが、故郷で「ここにいるのが本物の僕だ」と飾らない姿を見せるシーンや、後にLIFE誌に掲載され、ディーンを一躍有名にする写真が撮影される瞬間など、2人の才能が開花していく様子が収められている。
「ディーン、君がいた瞬間(とき)」は、写真家アントン・コービンがメガホンをとり、ジョエル・エドガートン、ベン・キングズレーらが共演する。12月から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。
Photo Credit: Caitlin Cronenberg,(C)See-Saw Films
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