「パパが遺した物語」で号泣したフジモンにゆっきーながかけた言葉とは?
2015年9月30日 18:42

[映画.com ニュース]ラッセル・クロウとアマンダ・セイフライド共演の「パパが遺した物語」の公開記念イベントが9月30日、都内で行われ、お笑いコンビ「FUJIWARA」の“フジモン”こと藤本敏史、「品川庄司」の庄司智春、子役の藤田彩華が映画の魅力を語った。
「幸せのちから」(2006)のガブリエレ・ムッチーノ監督がメガホンをとった本作は、自身が起こした交通事故で妻を亡くした小説家のジェイク(クロウ)が、後遺症に苦しみながらも7歳の娘ケイティ(幼少期:カイリー・ロジャーズ)を育て上げようとするさまを描く。同時に、20年後、過去のトラウマから人を愛せなくなってしまったケイティ(セイフライド)の姿も見つめ、親から子への愛情を映し出す。
家庭人として知られる藤本と庄司は、作品の感想を問われると「何気ない日常を過ごせることが幸せだと思った」(藤本)、「愛情って存分に与えないといけない。ラッセル・クロウの演技がめちゃめちゃよかった」(庄司)と深く感動した様子で、子役のロジャーズに対しても「めちゃくちゃかわいかった。演技もうまくてベテラン女優かと思った」(藤本)と絶賛。劇中のケイティと同世代の8歳である藤田は、「パパとケイティが離ればなれになるところが悲しくて泣いちゃいました」と娘目線で作品を鑑賞したと語った。また、本作を自宅で1人で見て号泣したという藤本が、妻の“ゆっきーな”こと木下優樹菜に「泣き顔ブスじゃねーかって言われた」といじられたエピソードを明かし、会場を笑いに包んだ。
イベントでは、藤本と庄司が“理想のお父さん役”をかけて対決。藤田に「藤本パパの方が面白かった」との理由で選ばれた藤本は、藤田からごほうびのハグをもらいご満悦の様子だった。イベントでは、藤田が、幼少期のケイティとジェイクがカーペンターズの「Close To You」を歌う劇中シーンさながらに「あわてんぼうのサンタクロース」を歌うひとコマもあり、藤本と庄司は藤田の可愛らしい歌声に聞き入っていた。
「パパが遺した物語」は、アーロン・ポール、ダイアン・クルーガー、ブルース・グリーンウッドらが脇を固める。10月3日から全国公開。
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