中村玉緒、本田望結ちゃんに恋のアドバイス!?「ラブレターは6年生から」
2015年9月19日 20:00
[映画.com ニュース] 人気子役の本田望結ちゃんとベテラン女優・中村玉緒がダブル主演する映画「ポプラの秋」が9月19日、全国28スクリーンで封切られ、主演の望結ちゃんと中村をはじめ、大塚寧々、大森研一監督が、東京・シネスイッチ銀座で舞台挨拶に立った。
中村が、1年半ぶりに会ったという望結ちゃんに「大人になりましたね。その節はNGに付き合っていただいて、ほんまにお世話になりました」と声をかけると、望結ちゃんは「そんなこと!」と大照れ。さらに中村は、本作で映画初主演を果たした望結ちゃんの演技について「ぽろぽろぽろぽろ、よう涙が出るんですよ。あれどうやって泣いてるの? 私は心が悪いのかまったく涙が出ないんでございます」と自虐を交えて称賛し、会場を爆笑させた。
また会見では、「亡くなった人に手紙を届ける」というストーリーとあわせ「誰にどんな手紙を送りたいか」と問われた中村が、「私は手紙はあきませんねん」とうっかり口をすべらせる“天然”発言が飛び出す場面も。これに対し、望結ちゃんが「私はお会いした方やスタッフさんに送ります。手紙は、相手にきちんと思いが伝わるから好きです」とすかさずフォロー。周囲を冷や冷やさせた中村だったが、「夫・勝新太郎さんに手紙を送るとしたら?」と問われると、「天国の勝さんには、私がそちらに行った時はまたよろしくお願いしますと伝えたい」と夫への思いと共に、「やっぱり、手紙はええもんですね」と語った。
一方の望結ちゃんは、「ラブレターを書いたことはある?」と聞かれ、「まだです」とニッコリ。中村は、「書くよりももらう方がいいよね」と望結ちゃんと顔を見合わせ盛り上がったが、望結ちゃんが小学校5年生と知ると「5年生でラブレターはあきません! 6年生からですね。私もそうでした」と自身の経験を踏まえ、アドバイスしていた。
「夏の庭 The Friends」の湯本香樹実による同名小説を映画化。父を亡くし、母とともにポプラ荘に引っ越してきた少女が、「亡くなった人に手紙を届けることができる」という大家のおばあさんと出会い、次第に心癒されていく姿を描く。