「心が叫びたがってるんだ。」完成が公開に間に合い、スタッフ・声優一同ホッ!
2015年9月19日 16:25

[映画.com ニュース] 大ヒットアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の製作陣によるオリジナル劇場版アニメ「心が叫びたがってるんだ。」が9月19日、公開初日を迎え、長井龍雪監督、脚本の岡田磨里、キャラクターデザインと作画総監督の田中将賀、声優の水瀬いのり、内山昂輝、細谷佳正、雨宮天、吉田羊が舞台挨拶に立った。
幼い頃のある出来事を理由に、声を出せなくなってしまった女子高生のヒロインがそれぞれに葛藤を抱えた仲間と出会い、クラスでのミュージカル制作を通じて声を取り戻していくさまを描いた今作。オーディションでヒロイン・順の役を得た水瀬は、「声を出すことができないヒロインということでどんな芝居を要求されるか分かってなかった」と不安を明かし、「この映画で演じ切れたことで成長につながったかなと思います」とほほ笑んだ。
内山もオーディションだったが、結果を別の収録現場で細谷から聞かされたと告白。細谷は、「(内山に伝えたら)『まだ聞きたくないんだ』と言われました(苦笑)。これまで王道のアニメーションをやることが多かったけど、映画の脚本を実写ではなくアニメにしたようなこういう作品に出たかったし、そういう作品によく出ているのが内山さんで、ご一緒したい人No.1だったので、フライングしてしまいました」と釈明し、会場は笑いに包まれた。
吉田は、順の母役でアフレコ初挑戦となったが「難しかったです。いただいた映像を見ていると、(声をあてるパートで)“順の母”と点滅しているんですがよくわからなくて…」と振り返る。これには長井監督が、「それは(完成が)間に合っていなかったからです。申し訳ない!」と謝罪。作画総監督の田中も、「無事に完成してよかった! 本当によくできたと思います」と“心の声”を漏らすほどギリギリだった模様で、一様にホッとした表情を浮かべた。長井監督は「みなさんに来ていただき、見ていただけたのを実感して、心がいっぱいになっています」と改めて感謝と喜びを口にした。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)