スピルバーグ監督「ゲームウォーズ」ヒロイン候補にエル・ファニングら
2015年9月11日 12:25
[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、アーネスト・クライン著のSF小説「ゲームウォーズ」を映画化する。その新作「Ready Player One(原題)」のヒロイン候補が明らかになった。
米Wrapによれば、名前が挙がっているのはエル・ファニング、オリビア・クック、ローラ・カークの若手女優3人で、このほかにも2人の候補がいるようだ。
「ゲームウォーズ」は、オアシスと呼ばれるバーチャル世界を舞台に、10代の若者が大富豪の残した莫大な資産を追う物語。上記の女優たちは、物語に登場するサマンサ・クックのオアシス空間内でのアバター役をめぐって、間もなくカメラテストに参加するという。なお、主人公の高校生ウェイド・ワッツ役を演じる俳優はまだ発表されていない。
今回名前が浮上している若手女優3人のなかでは、ファニングが最も知名度が高い。子役出身のファニングは、スピルバーグが製作した「SUPER 8 スーパーエイト」(J・J・エイブラムス監督)でヒロインを演じた。また、姉のダコタ・ファニングはスピルバーグ監督のSF大作「宇宙戦争」に出演している。
クックは、サイコ前章「ベイツ・モーテル」での演技が絶賛され、今年のサンダンス映画祭で審査員大賞と観客賞の2冠に輝いたコメディ映画「Me and Earl and the Dying Girl(原題)」に主演。「スター・ウォーズ エピソード8」にも出演が噂される、注目の女優だ。
カークは、デビッド・フィンチャー監督「ゴーン・ガール」に出演したほか、ノア・バームバック監督の新作「Mistress America(原題)」にグレタ・ガーウィグとW主演し、高評価を獲得している。姉はドラマ「GIRLS/ガールズ」に出演しているジェマイマ・ カーク。
ワーナー・ブラザース製作、スピルバーグ監督の「Ready Player One(原題)」は、2017年12月15日全米公開が予定されている。