TBS「けん玉世界選手権」、発展に意欲

日本古来の遊具“けん玉”が今、驚きの技とともにまったく新しいスポーツとして世界中で大きなブームを巻き起こしており、主催のTBSは社内に“けん玉プロジェクト”を発足させ、新たなスポーツイベントとして発展させていきたいと意気込んでいる。主催は同局のほか、エイベックス・ミュージック・クリエティヴ、シミズオクト、CATCH＆FLOW実行委員会。特別協賛はカシオ計算機。

このフリースタイル世界選手権には、KENDAMAブームの発信地である米国・カナダ・デンマークなどから有名選手も来日して参戦する。予選を勝ち抜いた9人に海外からの招待選手7人を加えた16人による決勝が行われ、DJの繰り出す音楽にのって一定時間内で技の難易度、完成度、独創性をポイント制で競い合う。チケット料金は、オールスタンディングで1500円。

TBSでは、「エクストリームけん玉推進プロジェクト」を今年3月2日付で新設。けん玉に、ダンスや音楽を組み合わせて誕生した「ストリートけん玉」が国内外で若者に注目を集めているのに着目し、この新しいスポーツの普及振興、関連事業展開を推進している。なお、8月中、同局のエンタテインメント情報番組「BOOT！」や「アカデミーナイトQ」で、同大会の情報を昨年の様子とともに紹介した。（文化通信）