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声優・水瀬いのり、「心が叫びたがってるんだ。」“人と話せない”主人公をどう演じた?

2015年9月9日 18:40

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高校生たちとの交流を楽しんだ水瀬いのり
高校生たちとの交流を楽しんだ水瀬いのり
(C)KOKOSAKE PROJECT

[映画.com ニュース] 大ヒットアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)の長井龍雪監督による青春群像劇「心が叫びたがってるんだ。」の公開を控えた9月7日、栃木県・足利市民プラザで、劇中に登場する高校のモデルとなった栃木県立足利南高等学校の在校生と保護者約600人を対象とした特別試写会が行われた。会場には、主人公の成瀬順を演じた水瀬いのりも駆けつけ、高校生にエールを送った。

映画は、「あの花」と同じ埼玉県・秩父が舞台。子ども時代の失言がきっかけで家族をバラバラにしてしまい、突如出現した“玉子の妖精”に「おしゃべり」を封印された順ら高校生4人が、「地域ふれあい交流会」の実行委員に選出される。いやいや参加していた4人だが、交流会の出しものであるミュージカルの上演準備に取り組むうち、心境に変化が生じていく。

2年前まで高校生だったという水瀬は、声優業と学業の両立に励んでいた高校時代を振り返り「1人で黙々と仕事をしていると、高校時代に戻りたい! と思うことがあります」と懐かしんだ。会場の高校生には、「高校生にしか刺さらないシーンもあると思うので楽しんでもらえるはずです」とアピール。「日々悲しいことや悩みごとがたくさんあると思います。私もお芝居や歌のことで、どうやって前に進むかわからないときもありますが、日々前に進めるように頑張っています。見終わったあと、叫べなかった何かが叫べるようにひと押ししてくれる作品になったらいいなと思います」と思いの丈を語った。

水瀬が演じた順は“人と話せない”という、声優としては挑戦的な役どころだが「しゃべらない演技するのがとても大変だったのですが、私も高校時代は人からどんな風に見られているのかを気にしてしまうタイプだったので、共感できるところもありました」と、自分との共通項を出発点にしたと明かす。そのうえで「順は心ではいろいろ考えているので、あくまでも普通の高校生と思って演じました」と、悩める女子高生のリアルな心情を表現することを心がけ、「本作を見た方が失敗を恐れないで、向かっていく勇気が出るように」との願いを込めて演じたと語った。

長井監督、脚本・岡田麿里、キャラクターデザインと総作画監督・田中将賀の「あの花」トリオが再結集した「心が叫びたがってるんだ。」は、水瀬のほか、内山昂輝雨宮天、細谷佳、藤原啓治が声優を務めるほか、女優の吉田羊が順の母親役でアニメ声優に初挑戦する。アイドルグループ「乃木坂46」が主題歌を手がけた。9月19日から全国公開。

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