「Hey! Say! JUMP」中島裕翔初主演作、釜山映画祭へ!主題歌はアジカンが担当
2015年9月8日 06:00
[映画.com ニュース]「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が映画初主演を飾り、「NEWS」の加藤シゲアキの処女小説を実写化する「ピンクとグレー」が、韓国で開催される第20回釜山国際映画祭の「A Window on Asian Cinema部門」に正式出品されることが決定した。10月1日のオープンニングセレモニーにあわせ、中島をはじめ共演の菅田将暉、メガホンをとった行定勲監督が現地入りすることが明かされた。
中島は、今回の吉報に「初主演の作品がいきなり海を越えて様々な方に見て頂けることとなり、とてもありがたいのと同時に嬉しさも隠せません」と熱のこもったコメントを寄せる。さらに、「釜山の空気を味わえるのも楽しみですし、しっかりと目に焼き付けてワールドワイドな俳優への第一歩を踏みしめてきたいと思います」と意気込んでいる。また、行定監督にとって同映画祭への出品は、批評家連盟賞を受賞した「ひまわり(2000)」から数え10作目となる。
加藤が芸能界の虚実を織り交ぜて書き上げた問題作を、行定監督と脚本・蓬莱竜太が大胆なアレンジを加え映画化。人気俳優・白木蓮吾(中島)が急逝したことで、少年時代からの親友で売れない俳優・河田大貴(菅田)が一躍世間の注目を集める。しかし大貴は、蓮吾を失った悲しみと偽りの名声にもがき苦しみ、やがて自分を見失っていく。
主題歌は、人気ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」が手がけることが決定。映画主題歌は「横道世之介」以来、約2年ぶり5作目で、ボーカル・後藤正文は「原作を良い意味で裏切る展開に驚きました。映画を見て、それぞれの生活に戻っていく観客たちのことを考えながら、曲を書きました。参加できて光栄です」と語っている。
映画「ピンクとグレー」は、そのほか夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥らが共演している。2016年1月9日から全国で公開。なお第20回釜山国際映画祭は、10月1~10日に開催される。
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