超豪華な“登山家”たちがベネチアに結集!「エベレスト3D」ワールドプレミア開催
2015年9月5日 10:00

[映画.com ニュース] 伊ベネチアで開催中の第72回ベネチア国際映画祭でオープニング作品に選ばれたサバイバルドラマ「エベレスト3D」のワールドプレミアが9月2日(現地時間)、同映画祭の会場内で行われ、ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、エミリー・ワトソン、ジェイク・ギレンホールらキャスト陣と、バルタザール・コルマウクル監督が参加した。
世界最高峰エベレストで1996年に起きた実話を、3Dで映画化。エベレスト登頂ツアーに参加した登山家たちが、さまざまなアクシデントに見舞われながらも登頂に成功するが、下山の最中に嵐が接近。ブリザードが吹き荒れるなか、隊が散り散りになってしまい、個々が帰還しようと必死にもがくさまを迫力の映像で描く。
「ザ・ディープ」(2012)では実際に起きた海難事故を描いたコルマウクル監督は、「現実に基づけば基づくほど、リアルな映像を撮影できる。できるだけ多くの映像をネパールで撮った」と語り、キャストたちにも現地で登山を体験させたと明かす。キャスト陣も、コルマウクル監督の本物志向に賛同し「我々はできるだけ多くの恐怖感を実現したかったし、そのために自分たちが実際に経験しようとした」(ブローリン)、「実際の現場に行かなければこの映画を作れなかったと思う。そこへ通うことは大変なことだった。すごい経験だったよ」(クラーク)と振り返った。
まさに命がけの撮影となったが、コルマウクル監督とキャストは、すっかり山に魅了された様子。「山に近づくほど、その魅力を感じた。自分の核心に触れ、1番リアルな自分が出てくる気がした。山は“野望”のようなものだ」(コルマウクル監督)、「誰もが1度はエベレストを、自分の目で見るべきだろう」(クラーク)と、“山男”の一面をのぞかせた。
「ゾディアック」(07)など“実話もの”の出演経験もあるギレンホールは、「実際に起きたことを再現すると、そこには大きな責任が伴う」と役作りへのポリシーを語る。「セッションズ」(12)のホークスもまた、「役作りのためにできたことは、自分が演じる人の知り合いと話すこと、そして、できるだけ多くの真実を探ることだった」と、入念なリサーチの上で撮影に挑んだと明かした。
なお、キャスト陣は会見の後、レッドカーペットに登場。現地のマスコミとファンからの声援にこたえた。
「エベレスト3D」は、11月6日から全国公開。
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