アンドロイド×人間共演作品「さようなら」生死を問いかける予告編&ポスター公開
2015年9月3日 06:00

[映画.com ニュース] 世界で初めて人間とアンドロイドが共演する映画「さようなら」の予告編と、表情を変えないアンドロイドに、だんだんと表情を失っていく主人公が寄り添う姿が印象的なポスター画像が初公開された。
劇団・青年団を主宰し、日本を代表する劇作家として知られる平田オリザ氏による戯曲を映像化し、ロボット研究の世界的な第一人者である石黒浩氏(大阪大学教授・ATR石黒浩特別研究所客員所長)がコラボレーション。物語の中心となるアンドロイドのレオナ役には、本物のアンドロイド「ジェミロイドF」が使用されている。
物語の舞台は、原子力発電施設の爆発によって国土の8割が放射性物質に汚染され、政府が「棄国」を宣言した近未来の日本。国民が次々と国外へ避難していくなか、外国からの難民であるがゆえに避難優先順位下位のターニャと、病弱なターニャをサポートするアンドロイドのレオナは町に取り残されていく。やがてターニャとレオナは最期の時を迎える。
予告編は、避難で人口が減り、活気が失われた町の様子から始まる。車椅子にのるアンドロイドのレオナは、ごく自然にターニャの生活に溶け込み、その感情がない表情から独特の寂しさをかもし出している。死を間近にしたターニャと、死を知らないレオナの姿を通し、生きるとは何か、死ぬとは何かを問いかける仕上がりとなっている。
「歓待」「ほとりの朔子」などで海外からも注目を集める深田晃司が監督・脚本を兼ねた。主人公ターニャには、舞台でも同役を演じているブライアリー・ロングが続投するほか、新井浩文、村上虹郎らが共演する。
「さようなら」は、11月21日から全国で公開。
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