YUKI、「グラスホッパー」原作・伊坂幸太郎のラブコールを受け映画主題歌担当
2015年9月2日 14:05
[映画.com ニュース]伊坂幸太郎氏の小説を、生田斗真、浅野忠信、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介の共演で映画化した「グラスホッパー」の主題歌「tonight」(11月4日発売予定)を、数多くの映像作品の主題歌を手がけてきた人気歌手・YUKIが担当していることがわかった。
「エンディングには絶対に女性ボーカルがほしいと思っていた」という本作のプロデューサーによれば、今回の人選は伊坂氏のリクエストが反映された形だったそうで、伊坂氏は「引き受けていただけるとはまったく思っていなかったので、本当に驚きました」と喜びを語った。原作を読んでいたというYUKIにとっても、「男たちのハードボイルド物語と理解していました。本当に私でいいのかと思いました」とオファーは驚きだったようだが、「そこを変化球できたのには何か理由がありそうだぞ! 面白そうだぞ! と思い、喜んでお引き受けしました」と、参加を決めた真意を明かした。
本作では、ターゲットを自殺に見せかけて殺す“自殺屋”の鯨(浅野)が、自分が死に関与した人々の亡霊を見て苦しむ、という描写が盛り込まれているが、YUKIは「生きていてもいなくても、哀しくてつらそうな人たちばかりがスクリーンにいたので、もうつらい時は過ぎたよ、終わったんだよ、雨はもう上がったんだよ、と肩を抱いてあげるような気持ちを込めて作りました」と、楽曲に込めた思いを解説。伊坂氏も「この映画は物騒で怖いことばかりが起きるので、最後にこの歌が流れることで本当に救われた気持ちになりました」と、楽曲が持つ力の大きさを手放しで絶賛した。
「グラスホッパー」は、ハロウィンの夜、スクランブル交差点で起こったある事件を軸に、事件で婚約者を失った元中学校教師・鈴木(生田)、鯨、若き殺し屋・蝉(山田)という3人の男たちの人生が交錯していくさまを、激しいアクションシーンを交えてサスペンスフルに描く。「脳男」(2013)でも生田とタッグを組んだ瀧本智行監督がメガホンをとり、麻生久美子、波瑠、菜々緒、村上淳、宇崎竜童、吉岡秀隆、石橋蓮司らが出演する。11月7日から全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー