これが現代の戦争のリアル!「ドローン・オブ・ウォー」最新予告編&ポスター公開
2015年8月28日 10:00

[映画.com ニュース] SF映画の金字塔「ガタカ」(1997)のアンドリュー・ニコル監督とイーサン・ホークが再タッグを組んだ「ドローン・オブ・ウォー」の最新予告編が完成し、最新のポスタービジュアルとともに公開された。
無人戦闘機“ドローン”を使った戦争の実態を描く本作は、敵国を空爆する任務についたアメリカ空軍のドローン操縦士トミー・イーガン少佐(ホーク)が、現実感のないままクリック1つで人命を奪う“戦争体験”と、家族との交流のなかで精神を病み、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しめられるさまをリアルに描く。
予告編では、ラスベガスの基地内から1万キロ以上離れた異国の地を走るトラックに照準を合わせ、「発射準備よし」「マスターアーム、オン」「発射態勢3、2、1……発射」と、淡々と任務を遂行するイーガンの姿や、ドローンを使った空からの偵察、さらに非戦闘員が周囲にいるにもかかわらず「米国の脅威だ。撃ってくれ」と命令され、イーガンが苦悶(くもん)の表情を浮かべながらもミサイルを撃ち、周囲を一掃するショッキングなシーンなどが次々と描かれ、上官とおぼしき人物が「これが我々の仕事だ」と告げるシーンで幕を閉じる。
ポスタービジュアルでは、悲愴(ひそう)な面持ちのホークが中心に配置され、その周囲に飛行機や人々の写真がちりばめられている。それらの写真にはすべて照準が合わされており、上部に配置されている爆発の瞬間をとらえた写真も相まって、基地内にいながらにして暗殺任務を行うイーガンの異常な日常がひと目でわかるデザインとなっている。
「ドローン・オブ・ウォー」は、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(2013)のブルース・グリーンウッド、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15)のゾーイ・クラビッツらが脇を固める。10月1日から全国公開。
(C)2014 CLEAR SKIES NEVADA, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ