公開20周年、ラリー・クラーク「KIDS」めぐるドキュメンタリー製作へ
2015年8月24日 11:15

[映画.com ニュース] 今年公開20周年を迎えた、ラリー・クラーク監督の「KIDS(1995)」の舞台裏を描く長編ドキュメンタリーの製作が企画されており、米クラウドファンディングのキックスターターで製作費を募っている。
写真家ラリー・クラークの監督デビュー作となった「KIDS(1995)」は、セックスとドラッグ、アルコールと暴力が日常となったニューヨークのストリートキッズの生態を、ドキュメンタリータッチで赤裸々に描いた異色の青春映画。ハーモニー・コリンが脚本を手がけ、当時コリンの恋人だったクロエ・セビニーの出世作としても知られる。
新作ドキュメンタリー「THE KIDS(原題)」は、「KIDS(1995)」で描かれたキッズたちの本当の姿と撮影の舞台裏に迫ることを目的としている。監督を務めるハミルトン・ハリスも「KIDS(1995)」のキャストのひとりで、その後同作に出演していた仲間のスケートボーダーたち(ハロルド・ハンターやジャスティン・ピアースら)を亡くしたことが、製作を決断するきっかけになったという。
キックスターターでは、8万1000ドルの目標額に対して、出資は5ドルから可能で、アソシエイトプロデューサーのクレジットがもらえる1万ドルまで、さまざまなプランと特典が用意されている。締切りは9月11日(www.kickstarter.com/projects/thekidsfilm/the-kids-a-documentary-about-the-kids-who-inspired)。
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