塚本高史、石井杏奈らの涙に「まだまだいけるな」

［映画.com ニュース］　人気ガールズダンスユニット「E-girls」の石井杏奈主演作「ガールズ・ステップ」の完成披露試写会が8月24日、東京・新宿バルト9で行われ、石井をはじめ、小芝風花、小野花梨、秋月三佳、上原実矩、磯村勇斗、山本裕典、塚本高史、川村泰祐監督が舞台挨拶に出席した。

映画は、学内で“ジミーズ”と呼ばれる地味な女子高生5人が、ダンスとの出合いを経て友情を深め、成長していく様子を描く。ジミーズのダンスコーチを演じた塚本は、「僕が先にオールアップさせてもらったんですが、5人とも泣いてくれて、俺まだまだいけるなと思いました」とニヤリ。石井は、「役だけじゃなくて、カットがかかってもずっと現場を盛り上げてくださったり、差し入れしてくださったり、本当に先生でお兄さんみたい」と慕っている様子を見せ、秋月からは「結婚したい」と爆弾発言が飛び出した。これには塚本も「結婚していますよ、僕（笑）」と丁重に断りを入れ、会場を沸かせていた。

また、小野は山本との思い出を「ジュースをおごって頂いて、本当に格好いいなと思いました」と笑顔で振り返ったものの、石井が「『って言って』と言っていました（笑）」とネタばらし。山本は「おい、バラすな！」と言いながらも、「餌付けしましたね（笑）」と先輩として現場を盛り上げた様子をうかがわせた。

川村監督は「久々にダンスの練習の映像を見ると、ものすごく成長していた。ダンスが上手くなっているだけじゃなく、顔つきも変わっていて、この5人を選んですごくよかったなと思った。男性陣3人も、相当この5人のことをバックアップしてくれた」と、キャストたちの成長とチームワークに謝意を示した。

さらに、登壇陣は今年の夏が終わる前にやりたい事をうちわに書いて発表。石井は「夏の海に入りたい。（ジミーズと）ぜひ行きたい！」とニッコリ。川村監督は「大ヒットしたら舞台挨拶にみんなで行けると嬉しい。沖縄とかね」と夢を膨らませていた。

「ガールズ・ステップ」は、9月12日から全国で公開。