竹野内豊が「自信作です」と語る主演作「at Home」特別映像が公開
2015年8月7日 10:00

[映画.com ニュース] 竹野内豊主演の映画「at Home アットホーム」で、竹野内と共演の松雪泰子によるインタビューや本編映像を交えた3分間の特別映像が公開された。
同作は、「真夜中の五分前」「ストレイヤーズ・クロニクル」といった著書が映画化されている作家・本多孝好の小説が原作。空き巣泥棒を生業とする父・和彦を筆頭に、それぞれが苦しい過去を背負った寄せ集めの家族がささやかな幸せを守るために奮闘する姿を描き、竹野内は一家の父・和彦、松雪は結婚詐欺師の母・皐月を演じている。
両親に長男、長女、次男の5人で暮らす森山家は、一見するとどこにでもある平凡な家庭だが血のつながりはなく、父は空き巣、母は結婚詐欺師、長男も偽造職人と、皆が犯罪で生計を立てている。しかしある夜、ターゲットと食事に出かけた皐月の詐欺がばれて誘拐されてしまう。身代金を要求された和彦は家族を守るため、ある決断を下す。
特別映像では竹野内、松雪のほか、坂口健太郎と黒島結菜という若手注目株の2人が演じる長男の淳と長女の明日香、そして和彦が一家を形成していくきっかけともなった次男・隆史(子役の池田優斗くん)という森山家の面々やストーリーを紹介しながら、竹野内と松雪が、それぞれの役柄や作品に対する思いを語っていく。
竹野内は「なぜ彼らはそこに集まってきたのか。そこが唯一自分の帰れる場所だったからですよね」と和彦らに理解を示す。そして、「生きていくうえで大事なことがたくさん詰まっている作品だと思います。希望がちゃんとあって、きっとご覧になっていただければ何か感じていただける映画なんじゃないかなと思います。みんなで一生懸命作ってきた自信作です」と静かにだが力強く語っており、松雪も「改めて家族の大切さ、絆、愛をじんわりと感じられる、とても優しい作品だと思います」と真摯な面持ちを浮かべた。8月22日全国公開。
(C)映画「at Home」製作委員会
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