是枝裕和×Cocco「大丈夫であるように」、米軍基地問題を受け全国で再上映
2015年8月6日 08:00

[映画.com ニュース] 普天間基地移設問題を受け、是枝裕和監督が沖縄出身のシンガーソングライター、Coccoに密着したドキュメンタリー「大丈夫であるように Cocco 終らない旅」(2008)が、全国で再上映される。現在公開中の大阪を皮切りに東京、愛知、京都、兵庫、愛媛、新潟、石川をめぐる。
移設先となった名護市辺野古は、新基地建設のため国策として埋め立てが行われ、市民の抗議活動が緊張を増している。是枝監督は「辺野古が直面している問題は、珊瑚がどうなるのか? ジュゴンがどうなるのか? 沖縄がどうなるのか? ということにとどまらない。私たちがどうなるのか? が今問われている。沖縄が蹂躙されている、今この時に、自分に何ができるのだろうか? そう考えて、『大丈夫であるように』を再上映して頂く運びとなりました」とコメントを寄せている。
映画は、故郷の環境問題に取り組むCoccoの姿を見つめたもので、収益は上映費用を除き辺野古基金に寄付される。同基金は、新基地建設反対の周知活動の支援を目的として、4月9日に地元政財界人、県外の文化人らによって設立。宮崎駿監督、故菅原文太さんの妻・文子さん、鳥越俊太郎氏らが共同代表として名を連ねている。
「大丈夫であるように Cocco 終らない旅」は、8月14日まで大阪・十三の第七藝術劇場、8~14日に愛媛・松山のシネマルナティック、9日に新潟のクロスパルにいがた、15~21日に愛知・名古屋シネマテーク、29日から東京・渋谷のユーロスペースで上映。9月からは5~11日に兵庫・神戸アートビレッジセンター、12~18日に石川・金沢のシネモンド、26日~10月2日に京都の京都シネマで公開となる。
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