木村文乃「石の繭」で刑事役に初挑戦! パンツスーツはあえて7号をセレクト
2015年8月5日 17:00

[映画.com ニュース]麻見和史氏の本格警察小説を実写化した連続ドラマW「石の繭」の制作発表会見が8月5日、都内のホテルで行われ、主演の木村文乃、共演の青木崇高、内片輝監督が出席した。木村は今作で刑事役に初挑戦。壇上には、パンツスーツ姿で凛々しく登場した。
麻見氏による「警視庁殺人分析班」シリーズ第1弾を原作に、WOWOWがドラマ化。警視庁捜査一課十一係の女刑事・如月塔子は、“トレミー”と名乗る猟奇殺人犯の交渉相手となり、捜査にあたっていく。
木村は、今作では捜査一課に配属された新米刑事・塔子に扮する。初めての刑事役にあたり、「塔子も刑事として悲惨な現場に行くということは、今までなかったこと。私が刑事役が初めてということと、塔子の初めてをリンクさせられたらいいなと思いました」と明かした。
映画「イニシエーション・ラブ」で洗練された美ぼうを見せた木村だが、今回の役作りについて「私が演じた中で一番女の子だなと思う人でした」と吐露。さらに「原作の塔子がすごく小柄なイメージ」といい、「私はそんなに小柄ではないので、華奢感が出ればいいなと思って、本来は9号(サイズのジャケット)なんですが、窮屈さを感じながら7号を着続けました」と振り返っていた。
そんな塔子とコンビを組む警部補・鷹野秀明役を演じた青木は「クールで、物事を俯瞰(ふかん)で見ていて、アイデアがまとまった時にぼそっと言うみたいな、見方によってはイヤなやつ」と役どころを説明。これまでは映画「るろうに剣心」の左之助といったワイルドな役が多かっただけに、「自分のなかでは挑戦だったんですけど、いい感じになっていてほしい」と期待を込めた。
伏線が張りめぐらされるミステリーだけでなく、犯罪を取り巻く人間模様も見どころ。木村は、「この話の普通じゃないところは、犯人が見つかって、なぜ彼がそうなってしまったのか。人間関係や純粋な気持ちだったものが、そこまで曲がってしまう理由。そういった心の部分が内片監督の演出で色濃く描かれていて、ミステリーではありますが、人の根っこの部分も出ています」とアピールに努めていた。
連続ドラマW「石の繭」は、ほか渡辺いっけい、仲村トオル、古川雄輝、神野三鈴らが出演。8月16日から毎週日曜午後10時放送。全5話で、第1話は無料放送される。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー