2大ヒーロー激突!「バットマン vs スーパーマン」特別映像が公開
2015年7月30日 05:00
[映画.com ニュース] DCコミックの2大ヒーローが初めてスクリーンで対決する「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で、ベン・アフレック演じるバットマンとヘンリー・カビル扮するスーパーマンの激突シーンを収めた特別映像が、このほど公開された。
米サンディエゴで開催されたポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」で6500人のファンを熱狂させた3分30秒の特別映像が、ついに日本でもお披露目。重量感のあるアーマースーツに身を包んだバットマンとスーパーマンが取っ組み合い天窓を突き破る場面や、スーパーマンが頑丈なバットモービルの扉をやすやすと引きはがしバットマンと向き合うシーンに期待が高まる。
その計り知れないパワーゆえ人類の脅威とみなされるようになったスーパーマンことクラーク・ケントと、「おまえは仲間を見殺しにした」というメッセージを受け取り、再びバットマンとして立ち上がるブルース・ウェイン。大波乱を予感させる“光と闇”の激突はもちろん、ワンダーウーマンことダイアナ・プリンス(ガル・ギャドット)や、レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)、ブルースの執事アルフレッド(ジェレミー・アイアンズ)の登場も見逃せない。ゾッド将軍の死体やジョーカーからと思しきメッセージなど、様々なヒントもちりばめられている。
新バットマン役に決定したアフレックは、「過去にバットマンを演じた名優たちを気にしていたらこの仕事を引き受けることはできなかった」と告白。ザック・スナイダー監督に自分でいいのかと念を押したところ、「僕が思い描いているバットマン像にピッタリ。僕が想像しているバットマンは年を食っていて、そろそろ限界が来ていて、燃え尽きてしまった男なんだ、と言われたよ(笑)」と明かし、「僕にも想像できなかったようなバットマンが出来上がった」と胸を張る。
カビルが主演した「マン・オブ・スティール」に続き同作でもメガホンをとったスナイダー監督は「長年の夢がかなった」と喜び、バットマンとスーパーマンの対決が書かれたコミックの中でも、傑作として知られるフランク・ミラー著「バットマン:ダークナイト・リターンズ」へのオマージュを盛り込んだという。脚本は「アルゴ」のクリス・テリオが手がけており、「バットマンとスーパーマンの対決の必然性をどう作りあげるかということについて、クリスとよく話し合った。もしかしたら、今後は他のキャラクターたちとも大々的な対決が待ち受けているのかもしれないね(笑)」と、ファンの期待をあおるコメントを寄せた。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は2016年3月公開。
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