スター・ウォーズ田んぼアートが見ごろ迎える 式典ではストームトルーパーが祝福
2015年7月22日 15:30

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の公開を記念し、6月に田植えされた青森・田舎館村のスター・ウォーズ田んぼアートが見ごろを迎えた。7月22日に同所では記念式典が行われ、4人のストームトルーパーや、田植えを手伝った地元の園児と高校生たちも駆けつけ、見ごろを迎えた田んぼアートの完成を祝福した。
1993年に村おこしの一環として始まった田舎館村の田んぼアートは、遠近法を使用した3次元的なデザイン案をもとに水田にロープを張り、プロの農家の人々が7色の稲を植え制作。稲が約1カ月かけて生育しきったこの時期が一番の見ごろとされており、田を見下ろすやぐらからは鮮やかに色づいた稲が、C-3POとR2-D2、新キャラクターのBB-8の姿を浮かび上がらせた。
6月の田植えの際には、トルーパーたちに監視されながら根を植えた園児たち。この日はライトセーバーを手にしており、「これでやっつけてやる!」と大はしゃぎで会場を駆け回った。さらに田を見下ろすやぐらに上ると、自分たちも制作に携わったアートの出来栄えを目の当たりにし、感嘆の声を上げていた。
鈴木孝雄村長をはじめ、アート制作のための測量を担当した工藤浩司氏、7色の稲を生産した佐々木光治氏が式典に出席。工藤氏は、「ギリギリで田植えに何とか間に合うことができまして、さっぱりしました」と安どの様子で、佐々木氏は「今年は春先から非常に高温で、苗づくりに苦労しました」と振り返ったものの、「今日の見ごろの日を迎えることが出来まして、うれしく思います」と喜びを噛みしめた。
鈴木村長は「世界最大の作品が、田舎館の田んぼアートの地に完成しました。非常に国内はもちろん、国外からの注目を集めるかと思います。開催日の10月の中ごろまで一生懸命接待し、説明していきたい」と意気込みを語った。さらに、「地球の片隅に田舎の村がひとつありまして、そこから田んぼアートが発生しました。全世界にその光と輝きを、この地から発信させたい。今日はその日だと思っています。どうぞ、ご覧においでくださるようお願いいたします」と挨拶を締めくくった。
田舎館村の田んぼアートには毎年約25万人の観光客が訪れており、夏休み本番には1日当たり約4000人の来場を見込んでいる。会期中は、10月12日までアートを楽しむことができる。映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は、12月18日から公開。
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