広瀬すず、人生初のロングヘア姿を披露!「お姉ちゃんに似ている」
2015年7月21日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の広瀬すずが7月19日、滋賀・大津の近江神宮で撮影中の初主演映画「ちはやふる」(小泉徳宏監督)の現場で、共演の野村周平、真剣佑、上白石萌音、小泉監督らとともに取材に応じた。ヘアエクステンション(エクステ)をつけ、人生初のロングヘア姿を披露した広瀬は「ずっとボブで、ここまで伸ばしたことがないんです。お姉ちゃん(広瀬アリス)に似ていました」と照れ笑いを浮かべた。
競技かるたを題材にした、末次由紀氏の同名少女漫画を2部作で映画化する今作。主人公の綾瀬千早が、小学校時代に百人一首かるたの楽しさを教えてくれた綿谷新(真剣)との再会を願い、幼なじみの真島太一(野村)とともに進学した高校で競技かるた部を創設し、全国大会出場を目指す姿を描く。
この日は、同所で第37回全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会が開幕。5月にクランクインした撮影も、佳境に差し掛かっている。袴姿で登場した広瀬は、「すごくあっという間で、楽しくも濃い2カ月でした。寂しい気持ちもあります」と心情を吐露。それでも、髪型の話題になると「千早ちゃんを演じるうえで、ちょっと近くなったというか、感じるものが結構ありました。毎日付けたり外したりしているので、ボブに戻ると変な気分になるくらいです。長いとドライヤーにすごく時間がかかることがわかりました。伸ばしてみたいです!」とはにかんだ。
そんな広瀬に対し、大江奏役の上白石が「“おすず”と呼んでいるのですが、本当にかわいくて現場の空気がパッと明るくなるんです。考え方もしっかりしているし、みんながすずのファンになっています」と褒めちぎると、野村と真剣は「間違いない! みんな、すずが大好き」と口をそろえる。「嘘っぽくないですか?」と照れまくった広瀬だが、真剣は「初めてお会いした時から頑張り屋さんで、すごいなあと思った」と最敬礼だ。
かるたのシーンでは、撮影に熱中するあまり足の甲の皮がむけ、ひざは畳で擦れて真っ黒になったという。広瀬は、「今ではひざも強くなって大丈夫です。がむしゃらにやっていた証ですね。感覚がなくなるんじゃないかってくらい痛かったんですよ」と誇らしげ。当初は原作の千早とイメージが違うのではないかと悩むこともあったそうだが、「監督の作る『ちはやふる』の世界で、キラキラ生きられたらいいなと思えるようになりました」と決意の面持ち。そして、「映画主演は初めてですが、ここから映画の世界が広がればいいな。普段から映画が大好きなので、このなかで生きていけたらいいですね」と真摯な眼差(まなざ)しで語った。
メガホンをとる小泉監督は、「ロングヘアを最初に見た時から違和感はありませんでした。逆に、エクステを外したときに見たとき、『誰だっけ?』と思ったくらい。非常に地に足のついた千早ができました」と、してやったりの表情。取材陣から広瀬に「野村君と真剣君、結婚するならどちら?」と質問が飛んだが、広瀬が「監督がいいです!」とニッコリほほ笑むと、「うまいこと、まとめやがったな」と目を細めていた。
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