ミア・ワシコウスカの“ラクダ使い”がスゴい!「奇跡の2000マイル」本編映像公開
2015年7月15日 13:45

[映画.com ニュース] オーストラリアの砂漠を踏破した女性の実話を映画化した「奇跡の2000マイル」で、主演のミア・ワシコウスカがラクダを調教する場面の映像を、映画.comが入手した。
今回公開された映像は、ワシコウスカ演じるロビンが、ラクダを思い通りに操ろうとする男に、注意するところからスタート。男はラクダを力づくで引っ張ろうし、ラクダは次第に興奮し、猛獣のような迫力で男を威嚇(いかく)し始める。ロビンは、そんなラクダにゆっくり近づき「落ち着いて」と語りかける。ラクダは次第に大人しくなり、ロビンに従うようになる。これから長い旅を共にする、ロビンとラクダの心の対話が始まったかのような印象的なシーンだ。
ワシコウスカは映画の撮影が始まる前に、原作者とともに南オーストラリアのラクダ農場に行き、ラクダとキャンプをした。「まるまる2日間ラクダのことを知り、彼らの周りにいることに慣れて、基本的なラクダの言葉を学んだわ。ラクダと話す時に使うのは主に7つの言葉なの。ほんとうに素晴らしい時間だった。今でも最高の出来事だったと思う。ラクダと多くの時間を一緒にすごせば、それだけ絆が強くなる。ラクダたちのことが、ほんとうに好きだし、映画で共演するには最高の動物だと思う。ラクダって不思議なくらい滑らかに動くのよ」と過去のインタビューで振り返っている。
1977年、豪西部の広大な砂漠2000マイル(約3000キロ)を9カ月かけて踏破した女性ロビン・デビッドソンの実話を、ジョン・カラン監督が、デビッドソンが各地で大掛かりなロケ撮影を敢行し映画化。社会に自分の居場所を見つけられず、他人と一緒にいることが苦手だった主人公のロビンが、2000マイルにもおよぶ壮大な旅の経験を通し、成長していく様を描く。
「奇跡の2000マイル」は、7月18日から東京・有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
(C)2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)