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マメヒコ3作目「ゲーテ診療所」“コーヒーと一緒に見てもらいたい”

2015年7月8日 18:40

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店主で監督・脚本を手がける井川啓央氏(左)
店主で監督・脚本を手がける井川啓央氏(左)

[映画.com ニュース] クリエイターや女性に人気の「カフエ マメヒコ」が製作する映画、マメヒコピクチャーズ第3作「ゲーテ診療所 先生の慕情(仮)」の製作発表会が7月4日、東京・渋谷のカフエマメヒコ宇田川町店で行われ、店主で監督・脚本を手がける井川啓央氏、キャスト、スタッフが登壇した。

作品は、宇田川町店で定期上演する劇「ゲーテ先生の音楽会」を映画でリメイクするもの。バリトン歌手の増原英也が「歌と音楽と演劇を組み合わせたものをカフェでやりたい」と企画した同劇は、ドイツの文人ヨハン・ボルフガング・フォン・ゲーテの「言葉」を口にし、診療の最後には患者に歌を歌わせる博識な診療内科医ゲーテ先生が主人公。昨年のクリスマス、今年のゴールデンウィークに同店で食事付きで上演し好評を博した。

マメヒコピクチャーズは、2012年からカフェを舞台にした映画製作をスタートし、第1作「紫陽花とバタークリーム」、13年に第2作「さよならとマシュマロを」を制作。2作品とも井川氏が監督・脚本を務め、田口トモロヲが主演し、キムラ緑子、田村泰二郎木野花らが共演。店と常連客らで一緒になって製作している新しい参加型の映画だ。

井川氏は、「このお店の狭い空間、約40人というお客さんに見てもらう良さはあるが、もっと多くの人に見てもらいたいという思いもあった。みんなで歌を歌うライブの楽しさを映像の中で表現したいと思う。僕らマメヒコ自身が作るもので、ケーキを作るように映画も作り、コーヒーと一緒に見てもらうものをやりたい。お客さんを含めて全員でこの映画を作れたらと思っている」と製作理由を明かした。

画像2

映画でもゲーテ先生を増原が演じ、山本芙沙子、鷲尾麻衣、小林祐希、渡辺定路、平野勇樹、相澤隆智、田村泰二郎らが出演。8月下旬から北海道・千歳の豆農園「ハタケマメヒコ」周辺で撮影をスタートし、9月中旬から東京のマメヒコ周辺でロケを行う。12月末完成、来年1月から宇田川町店で上映予定となっている。増原は、「カフェで2回お芝居をやらせてもらったことで、さらなる可能性、欲が出てきた。井川さんは大きな風を吹かせてくれるので、心に残る作品ができればと思う」と映画化への意気込みを語った。

今回は、国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム「MotionGallery(モーションギャラリー)」で製作費の支援金を募り、映画製作に参加する機会を提供。支援者には各種特典も用意されている。目標金額は総製作費の半分にあたる250万円で、主に撮影機材代として使用される予定。製作発表の後には、「映画こそが希望の種」をテーマにトークが行われ、井川氏、増原、クルミドコーヒー店主の影山知明氏、さらに現在同じくMotionGalleryで横浜を舞台にした連作ショートフィルム「Life works」プロジェクトの支援金を募っている映画監督で俳優の利重剛も登壇した。

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