アニメ映画化「星の王子さま」、日本語声優に伊勢谷友介×滝川クリステル×竹野内豊
2015年7月1日 05:00

[映画.com ニュース] アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説「星の王子さま」をフランスで長編アニメーション映画化する「リトルプリンス 星の王子さまと私」の日本語吹き替え版声優に、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊が参加することがわかった。
1943年の出版以降、世界270以上の言語に翻訳され、愛され続ける原作の物語をそのままに、現代を生きるひとりの女の子を主人公として登場させ、原作のその後を描く同作。英語版やフランス語版など、世界各国でそれぞれの国を代表する豪華俳優陣が声を演じており、日本語版では子役の鈴木梨央ちゃんをはじめ、瀬戸朝香、津川雅彦、ビビる大木が声優を務めることが発表されている。
今回声優参加が明らかにされた3人は、物語のテーマのひとつでもある「大切なものは、目には見えない」という印象的なセリフを話すキツネ役を伊勢谷、星の王子さまに愛を教えるバラ役を滝川、砂漠で星の王子さまに怪しげに語りかけるヘビ役を竹野内がそれぞれ担当する。
星の王子さまの地球で最初の友だちで、アドバイザーでもあるキツネ役に必要な「“親しみやすさ”や“説得力ある言葉”」を演じてもらえるという理由で選出され、「鉄コン筋クリート」以来9年ぶりの声優に挑戦した伊勢谷は、「改めてアニメーションで見るとまたロマンチックで新鮮でした。『星の王子さま』をまだ読んだことがないお子さん、過去に読んだけどどんなテーマだったか忘れてしまった大人の方、全世代の方に見ていただきたいです」と作品をアピールしている。
「フランス出身で『星の王子さま』への理解も深く、うっとりとする艶のある声が物語のヒロインでもあるバラにぴったり」という理由で、バラ役を真っ先にオファーされた滝川は、「幼い頃からずっと一緒にいる大切な本が原作なので、とても嬉しかった」と述懐。演技経験がなく本格的な声優も今回が初めてのため、戸惑いもあったそうだが「あえて自分を投影させて声を吹き込みました」と語っている。
そして竹野内は、英語版を担当するベニチオ・デル・トロと同じく安定感のある声を買われてヘビ役に抜てき。「これだけの名作の映画化というプロジェクトに参加させていただけるなんてとても嬉しかった」と語り、作品についても「監督が頭じゃなくて心で映像を作られている方なんだなという印象を受けました」と感想を寄せている。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」は11月21日から全国公開。
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