アンデルセン童話原作「雪の女王 新たなる旅立ち」、予告編で最新ロシア製アニメの魅力を確認
2015年6月30日 18:00
[映画.com ニュース] アンデルセンの童話から生まれたロシアの長編アニメーション映画「雪の女王 新たなる旅立ち」の予告編が公開された。ハリウッド製アニメに勝るとも劣らない、壮大な冒険物語の一端を垣間見ることができる。
同作は、ディズニーの大ヒット作「アナと雪の女王」のモデルにもなったアンデルセンの童話を映画化した「雪の女王」の続編。前作は日本では劇場未公開だが、世界中で公開されてヒットし、続編を期待する声が多く寄せられた。その声に応えて製作された今作は、プロデューサーに「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフを迎え、スケールアップしたオリジナルストーリーが展開。すでに世界30カ国以上で公開され、本国ロシアや韓国などで前作を上回る成功を収めている。
前作では雪の女王の手先だった妖精トロルのオムルが新たな主人公となり、前作の主人公・少女ゲルダや少年カイらも再登場。北風の怪物にさらわれてしまったトロル国のお姫様を助けるための冒険が描かれていく。
予告編は、平和を取り戻したはずのトロル国で、お姫様が雪の女王の手下らしき北風の怪物に連れ去られてしまうという場面から始まる。そして、姫の救出に向かうオムルが、ゲルダや海賊の娘アルフィダといった仲間とともに氷の国を目指す様子が描かれていき、世界中で大ヒットするハリウッド製アニメにも見劣りしない、最新のロシア製アニメーションの映像を確認することができる。
日本語吹き替え声優は、「ONE PIECE」「名探偵コナン」の山口勝平ほか。7月18日から公開。