「チャップリンからの贈りもの」ミシェル・ルグランからの直筆メッセージを入手!
2015年6月28日 08:00

[映画.com ニュース]喜劇王チャップリンの遺体が盗まれた実際の事件を題材にした仏コメディ「チャップリンからの贈りもの」で、「シェルブールの雨傘」などの映画史に残る数々の作品の音楽を担当した巨匠ミシェル・ルグランが日本の観客に宛てた直筆メッセージを映画.comが入手した。
ボーボワ監督は、2011年に「神々と男たち」でカンヌ映画祭審査員特別グランプリを受賞した若き実力派。今作は、チャップリンの遺族の全面協力を得て、マヌケでドジな2人組が巻き起こす大騒動を、チャップリンへのオマージュをふんだんに交えて描いたヒューマンコメディ。喜劇王が晩年を過ごした邸宅や実際の墓地で撮影を行ない、チャップリンの息子や孫娘も特別出演した。
音楽を担当したルグランは「グザビエ・ボーボワから、映画『チャップリンからの贈りもの』のために作曲して欲しいと頼まれた時、私はすでに彼の映画をいくつか見ていたので、すぐにこの若い映画監督と会ってみたいと思いました。これまで様々な題材を扱ってきた彼は、今回、誰もが崇拝するチャーリー・チャップリンの霊に触れています。一緒に仕事に取り掛かると、インスピレーション豊かな映画監督で、意欲に満ちた若者だとわかり、いまや友人となりました。この独創的な映画は、きっと日本の観客にも愛されるに違いありません」という手書きのメッセージをサインと共に寄せた。
「チャップリンからの贈りもの」は、7月18日から東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開。
(C)Marie-Julie Maille / Why Not Productions
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