エバ・グリーン、実はウェスタンオタク!「悪党に粛清を」インタビュー動画公開
2015年6月24日 10:00

[映画.com ニュース] マッツ・ミケルセン主演のウエスタンノワール「悪党に粛清を」で、物語の鍵を握るヒロイン、マデリンを演じたエバ・グリーンが、インタビューに応じた映像が公開された。
グリーンが扮するのは、主人公ジョン(ミケルセン)の妻子を殺した男の情婦。かつて先住民に襲われたショックから声を失ったという、壮絶な過去をもつキャラクターだ。グリーンは、マデリンについて「当時の西部はとても過酷で野蛮な場所。だから彼女は、自分の身を守るために見えないよろいをまとった。他人を寄せつけない、冷徹で強い人間なの」と考察。さらに「謎めいているけれど、同時に機知に富む人でもある。西部の男だらけの世界で、女1人で生き抜いているもの。彼女は心を強く持ち、敬意を集め、男たちを従わせていた」と解説する。
初挑戦となる西部劇に関して話題が及ぶと、途端にハイテンションになり「西部劇に出るのが夢だった。チャンスがあるのならどんな役だって演じたわ」と念願がかなったことを告白。「撮影中は頭の中に(エンニオ・)モリコーネの曲が流れていたわ」と、「荒野の用心棒」(65)をはじめとする数々のマカロニウェスタンで名をはせた作曲家の名を挙げ、撮影を振り返る。また、撮影前には自主的に過去の西部劇を見たことを明かし「ただし憧れていたのはカラミティ・ジェーンだけどね」と、アメリカ西部開拓時代に実在した女性ガンマンへの敬意を語るなど、あふれるウエスタン愛を止められない。映像では、そのほかにも、グリーンがマデリンの登場シーンを解説する内容を収録する。
「キング・イズ・アライヴ」(01)のクリスチャン・レブリング監督による「悪党に粛清を」は、6月27日から全国公開。1870年代のアメリカを舞台に、元兵士ジョンが、妻子殺しの犯人である権力者デラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟を撃ち殺したことから、血で血を洗う壮絶な戦いが始まる。
(C)2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa
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