河瀬直美監督、永瀬正敏&浅野忠信の共演作に「むっちゃやる気になる」と意欲
2015年6月16日 13:02

[映画.com ニュース]第68回仏カンヌ映画祭の「ある視点」部門に出品された、河瀬直美監督作「あん」の3夜連続トークイベントが6月15日、東京・シネスイッチ銀座で行われ、河瀬監督と俳優・浅野忠信が出席した。
イベントは、同作のヒット(7日時点で興行収入1億4869万円を突破)を記念して開催され、第1夜の斎藤工に続き、この日は浅野が登壇。同作に出演した永瀬正敏と親交の深い浅野が、独自の視点でトークを繰り広げた。
浅野と永瀬は「ELECTRiC DRAGON 80000V」(2001)で共演しており、浅野は「かなりぶっ飛んだ映画で、若いころはめちゃくちゃにされていたなか、永瀬さんと共演させていただいた」と当時を振り返る。「永瀬さんが(ジム・ジャームッシュ監督作)『ミステリー・トレイン』(1989)に出ていて、強烈にあこがれたんです。海外の監督とこんなに格好いい映画に出られる日本人の俳優がいるんだと思った」としみじみ語ると、河瀬監督は「私もその2人にあこがれていました。過去形ではありません。今もあこがれています」と同調した。
さらにこの夜、永瀬がサプライズ登場。台湾で開催中の写真展から帰国し、羽田空港に到着したその足で会場に駆けつけた永瀬は、ふたりに台湾土産を手渡した。何も知らされていなかった浅野は、口をあんぐりと開け驚き、永瀬は「公開中の作品で、わざわざ(この場に)来てくれるというのは、日本映画界のことをすごく考えてくれているんだなと感じました。坊主頭だけどね」と、ねぎらいの言葉をかけながら頭をなで回した。
そんな様子に、河瀬監督は「この2人がここにいるというのが、感動的です」といい、「真剣に持っているものをさらけ出して、クリエイティブしたいと思う。だけど正直、出来ない場があったり、傷つくようなことを言われたりするときに、孤独になったりするんですが、それが今日は、全然孤独じゃないです」と感激しきり。MCから「河瀬組での2人の共演は?」との質問が飛ぶと、河瀬監督は「浅野君が良いのであれば。そんなの言われたら、むっちゃやる気になりますよ!」と意欲を見せた。そして、浅野が「そのために来ましたから」と答えると、会場からは喝さいが沸き起こり、永瀬はガッツポーズを作り祝福した。
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