「ニュー・シネマ・パラダイス」を彷彿させる常盤貴子主演の感動作「向日葵の丘」予告編
2015年6月10日 05:00
[映画.com ニュース] 常盤貴子の主演作「向日葵の丘 1983年・夏」の予告編が公開された。常盤演じるヒロインが、高校時代を回想しながら故郷に戻り、当時から親交のあった故郷の友人たちと名画座を訪れるシーンを切り取っており、人々が涙しながらスクリーンを見つめる姿に、友情と映画を描いた感動作への期待が高まる。
大林宣彦監督に師事した太田隆文が監督と脚本を兼ねた本作は、常盤演じるヒロインの多香子が、高校時代の友達の余命を知り、青春時代を回想しながら故郷に戻るという日本版「ニュー・シネマ・パラダイス」とも言える物語。舞台はバブル前夜の1983年。田舎町で青春時代を過ごしていた女子高生3人組は、一緒に映画館に入り浸り、8ミリ映画を製作する。しかし、卒業前に悲しい出来事が起き、3人は離れ離れになってしまうが、30年後にふるさとで再会する。
田中美里、藤田朋子が、多香子の友人役で出演、3人の高校時代を、7月クールのTBS金曜10時の連ドラ「表参道高校合唱部!」で連ドラ初主演を果たす芳根京子をはじめ、藤井武美、百川晴香という注目の若手女優たちが演じる。
そのほか津川雅彦、別所哲也、並樹史朗、烏丸せつこ、仲代奈緒らが共演。「向日葵の丘 1983年・夏」は8月22日から東京・品川プリンスシネマほか全国で公開。