「リーグ・オブ・レジェンド」がリブートへ
2015年6月4日 21:20
[映画.com ニュース] 20世紀フォックスが、2003年に製作した映画「リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い」のリブートを計画していることがわかった。
原作は、「ウォッチメン」や「Vフォー・ヴェンデッタ」で知られる、英グラフィックノベル作家アラン・ムーアとケビン・オニールによるグラフィックノベルシリーズ。アラン・クォーターメン(「ソロモン王の洞窟」)やネモ船長(「海底二万海里」)、トム・ソーヤー(「トム・ソーヤーの冒険」)といった名作文学の勇者たちで結成された“ザ・リーグ”の活躍を描いたアクションアドベンチャーだ。
スティーブン・ノリントン監督がメガホンをとった映画版は、名優ショーン・コネリーが主演・製作総指揮を務めたものの、興行・レビューともにふるわなかったため、続編の計画も白紙になった。ジョン・デイビスがプロデュースする新作は、オリジナル版との関連性はなく、シリーズ化も視野に入れているという。現在、監督と脚本家を探している。
フォックスは、過去に同作のテレビシリーズ化も試みており、2013年にパイロット版を制作しようとしたが、キャスティングが行われる前に中止になってしまった。原作はブラム・ストーカー賞を受賞するなど高く評価され、英米ではファンも多いだけに、3度目の正直で成功を収められるのか、注目が集まりそうだ。