巨匠フランシス・F・コッポラ、長編デビューの孫娘に“おじいちゃんの顔”
2015年6月3日 14:00
[映画.com ニュース] フランシス・フォード・コッポラが、孫娘ジア・コッポラの長編映画監督デビュー作「パロアルト・ストーリー」の撮影現場に“職場参観”に訪れている特別映像が公開された。
映像内には、現場に入るなりジアに耳打ちしたり、スタッフに質問をするフランシスの姿が映し出される。巨匠の登場に緊張を隠せないスタッフをよそに、「モニターの移動は誰が?」「常に映像を見られるように」と、ジアが仕事をしやすいよう機材の位置まで指示するなど、かわいい孫娘の仕事ぶりが気になって仕方がない様子がうかがえる。最後には照れるジアの頬に愛情たっぷりのキスをし、普段は見られない“おじいちゃんの顔”を披露している。
映画は、俳優のジェームズ・フランコが故郷パロアルトを舞台に執筆した短編小説「パロアルト・ストーリーズ」を原作に、ジアが青春群像劇として映画化。エマ・ロバーツが主演し、バル・キルマーの息子でモデルのジャック・キルマーが今作で銀幕デビューする。フランコは、ロバーツ演じる女子高生と関係を持つサッカーチームのコーチとして出演も果たしている。
サンフランシスコ・ベイエリアの街パロアルト。女子高生のエイプリルは、サッカーチームのコーチでバツイチのミスターBに恋をする。一方、エイプリルに思いを寄せる同級生のテディは、エイプリルがキスをしている場面を目撃したショックで、交通事故を起こしてしまう。
「パロアルト・ストーリー」は、東京・新宿シネマカリテで開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(6月26日まで)で、6月6日から限定公開。
関連ニュース
【「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」評論】若きカップルが憂う“不確定な未来”と、その両親たちが問う“人生の意義” ふたつの世代が交わる、金言だらけの会話劇
2024年3月17日 08:00