佐藤浩市と樋口可南子「愛を積むひと」ロケ地の北海道美瑛町を再訪 試写会で町民と交流
2015年6月1日 20:50

[映画.com ニュース] 佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役を演じた「愛を積むひと」が約1年に及ぶ撮影期間を経て完成し5月31日、佐藤と樋口、朝原雄三監督が物語の舞台でもありロケ地にもなった北海道美瑛町を再訪。同地で行われた記念セレモニーに出席し、町民限定試写会では舞台挨拶に立った。
同作は、エドワード・ムーニー・Jr.氏のベストセラー小説「石を積むひと」の舞台をアメリカから日本に置き換えて映画化したヒューマンドラマ。妻・良子(樋口)の死に絶望して心を閉ざした夫・篤史(佐藤)が、妻の残した手紙をきっかけに再び周囲の人々との関わりを取り戻していく姿を描いた。NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟する北海道美瑛町にオープンセットを建設し、四季の移ろいとともに1年にわたって撮影が行われた。
劇中では良子に頼まれて篤史が石塀作りにいそしむ姿が描かれており、記念セレモニーでは、この日のために再度積み上げられた石塀に、佐藤と樋口がハート型の石をはめ込んで石塀を完成させた。
美瑛町町民センターで行われた町民限定の特別試写会は、430人の町民で満席に。上映後は大きな拍手に包まれ、劇中の白髪とは打って変わった黒髪で登場した佐藤は、「ちょっと見た目が変わりましたが(笑)」と笑いを交えて挨拶。樋口は「この映画のために家を一軒建てていただき、本当にぜい沢な撮影ができたことを感謝しています」と改めて町民へ謝辞を述べた。
美瑛町の印象を聞かれた2人は、「家から見える雄大な風景が最も印象的だった」と口をそろえ、特に「1階のリビングの縁側から見える丘と十勝岳の風景は本当に最高」(樋口)と思い出を語った。3人には美瑛町の特産品であるアスパラガスも贈呈され、舞台挨拶終了後は会場内を練り歩いて町民たちと直接交流を楽しんだ。
「愛を積むひと」は6月20日から全国公開。記念セレモニーで佐藤と樋口がハート型の石を埋め込んだ美瑛町の石塀も、映画公開日から一般公開される。
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