関根勤、初監督作「騒音」公開に感慨「入園式に来た父親みたいな感じ」
2015年5月23日 19:45

[映画.com ニュース] 関根勤の初監督作「騒音」が5月23日、東京・シネマート新宿で封切られ、関根監督をはじめ出演の温水洋一、村松利史、飯尾和樹、岩井ジョニ男、酒井敏也、廣田あいか(「私立恵比寿中学」)が舞台挨拶に立った。
関根監督の生誕60年と芸能生活40周年を記念して製作され、冴えないオヤジたちと突如現れた地底人との戦いを描いたSFコメディ。念願の監督デビューを果たした関根監督は、「今日は『イニシエーション・ラブ』初日があるなかこちらに足を運んでいただき、うれしく思います。心境としては、幼稚園の息子の入園式に来た父親みたいな感じがします。先生とうまくやってくれるかな、この映画がお客さんと上手くやってくれるかな」と喜びを語る。そして「この映画は、『ノッティングヒルの恋人』を意識して作りました」とジョークを飛ばし、「芸人とコメディができる俳優さんのハーモニーを見てほしい。ハンバーグで言うと、牛肉が俳優さん、芸人が豚肉です。そのおいしさを感じ取っていただければと思います」と呼びかけていた。
また関根監督は、温水、村松、酒井が演じた“冴えないオヤジ”たちは、自らの分身であることを説明。「家庭内で冷たくされているのは温水さん。悪口ばっかり言う村松さんは裏関根。僕が中学・高校ですごくモテなかったのを、酒井さんにやってもらいました。3人が合体すると僕になります」といい、「イモに例えると、ジャガイモ(温水)、サトイモ(村松)、エビイモ(酒井)。全部違う感じの味がある」と独特の表現で会場の笑いを誘った。
一方で、撮影当時14歳だった廣田は「初めての映画出演ということで、緊張している感じが自分で見ていて恥ずかしい。初々しい私を見て頂けたらなと思っています」とニッコリ。オヤジたちについては「どんどんオヤジたちがかわいく見えてきます。一生懸命やっていて、頑張れってなるんです。最初は何とも思っていなかったのに」と評し、登壇陣から一斉にツッコミを入れられていた。
また壇上では、詰めかけたファン100人にサイン入りパンフレットをプレゼント。客席を背にフォトセッションや、関根監督と岩井がモノマネを披露するなど、最後までファンサービスで会場を盛り上げた。
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