玉木宏、天才探偵・御手洗潔を演じ「難しさを痛感しています」
2015年5月11日 14:00

[映画.com ニュース] 本格ミステリー作家・島田荘司氏の人気小説を初映画化する「星籠の海 探偵ミタライの事件簿」の会見が5月8日、撮影現場である広島・福山市の広島県立歴史博物館で行われ、主演の玉木宏、広瀬アリス、石田ひかり、要潤、吉田栄作、和泉聖治監督、原作者の島田氏、羽田皓福山市長が出席した。
新本格ミステリー小説の草分けである「天才探偵・御手洗潔シリーズ」の最新作「星籠(せいろ)の海」を映画化するもので、島田氏の故郷である福山市が舞台。主人公・御手洗は、島田氏が「レベルを越えた天才ぶり」と評す人物なだけに、玉木は「演じることの難しさを痛感しています」と吐露。それでも、「彼がいいのは、本当に迷いがないという人物なので、セリフをしっかり頭にいれて演じているところです」と語り、「撮影が始まって2週間くらいたちますが、原作『星籠の海』で描かれている福山の魅力を身に染みて感じながら、日々撮影をさせていただいています」と明かしている。
映画オリジナルのヒロイン・小川みゆき役に抜てきされた広瀬は、「まだまだ未熟者の自分が、こんな素敵な作品に参加させて頂くということがとても大きなことで、日々緊張しながら毎日撮影しています」とプレッシャーを感じながらも、「この作品は福山市のみなさんに支えてもらわないと撮影できなかったので、福山の皆様に本当に感謝しております」と謝意。また小坂井准一役の要は、「(同市)鞆の浦の海を愛するキャラクターとなっています」と説明し、「海のエネルギーをうけながら福山で生まれ、福山で育った人間を演じていきたいと思っています」と意気込んだ。
市制100周年を記念し、同市の全面バックアップのもと撮影が続いており、島田氏は「こういう節目に、そんな福山を舞台にした御手洗潔の映画を作りましょうよということを、(羽田)福山市長と話していたところが、この作品が出来る発端です」と経緯を明かす。そして、「私も脚本作りに関わり、ようやくここまで来たという思いです」と万感の思いを話している。
「星籠の海 探偵ミタライの事件簿」は、2016年公開。
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