永瀬匡、「思ってることを言ってるだけ」毒舌絶好調も母への感謝忘れず
2015年5月9日 15:15

[映画.com ニュース]ゲッツ板谷氏の自伝的小説を映画化した「ズタボロ」が5月9日公開し、主演の永瀬匡をはじめ、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、荒井敦史、南果歩、橋本一監督が都内劇場で舞台挨拶に臨んだ。
先日放送されたテレビ情報番組の食レポで「まずい」と発言した永瀬。この日の舞台挨拶では、母の日直前ということで用意された食用カーネーションを口にし、顔をゆがめながら「本当にまずい」ときっぱり。自身の毒舌がニュースとなり、注目を集めたことにも言及し、「思っていることを言っているだけ」と開き直っていた。
またこの日、永瀬の母親が来場する予定だったが、父親がぎっくり腰でかなわなかったと明かし、「息子よりも父親を取る、母も女だと思った」と毒づき会場は大爆笑。しかし、永瀬には秘密で両親は来場しており、司会から、母親が永瀬に宛てた温かい激励の手紙が読み上げられた。サプライズに驚いた永瀬は「また『ズタボロ』を機にネットニュースのトップになれるように頑張ります」と照れ隠しをしながら、感謝の言葉を客席の両親に投げかけていた。
映画は2007年に松田翔太主演で製作・公開された「ワルボロ」の続編。高校に進学した主人公コーイチと仲間たちが、暴走族、不良集団、ヤクザなどの抗争に巻き込まれていく姿を描く。コーイチの母親役を演じた南は「自分の体が傷ついても、友達のために突き進む男の子の友情にぐっときた。お母さんもコーイチよりケンカは強いぞ、というところを見せたかった」と役作りを振り返った。
そのほかキャスト陣は、「大学卒業のときに母から来た長いメールが忘れられない。今でも泣きそう」と目を潤ませた成田を筆頭に、「私がじんましんができたときに、いつも体に良いものを持ってきてくれてうれしい。今母は独身なので、結婚して欲しい」(清水)、「夏の日に弁当に納豆を入れるのはやめて! でもいつまでも元気でいて」(堀井)、「この作品に出られたのも、オーディションを薦めてくれた母のおかげ」(荒井)と、それぞれが母への感謝の思いを語った。
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