ラス・メイヤーとロジャー・エバートの友情描く新作にM・ウィンターボトム監督
2015年4月30日 14:50

[映画.com ニュース] 「女豹ビクセン」「ファスター・プシィキャット!キル!キル!」などで知られるエロスの巨匠ラス・メイヤーと、アメリカを代表する映画評論家ロジャー・エバートの、1960年代後半から始まった友情関係を映画化するプロジェクトで、マイケル・ウィンターボトム監督がメガホンをとることになりそうだ。
ウィル・フェレルがメイヤーを演じることが決定しており、エバート役でジョシュ・ギャッド(「ラスベガスをぶっつぶせ」「スティーブ・ジョブズ」)が交渉中だと報じられている。
本作は、「サタデー・ナイト・ライブ」「シンプソンズ」の脚本家クリストファー・クルースが執筆した脚本「Russ & Roger Go Beyond」を映画化するもの。エバートが脚本を手がけ、メイヤーが初めてメジャースタジオ(20世紀フォックス)の作品でメガホンをとった「ワイルド・パーティー(1970)」(原題「Beyond the Valley of the Dolls」)の製作裏話が中心になる。今年後半のクランクインを予定。
「ワイルド・パーティー(1970)」は、ガールズロックバンドがハリウッドで巻き起こす騒動を描いた作品。20世紀フォックスから打診を受けたメイヤーは、脚本にエバートを起用できるなら引き受けると答えたという。エバートは当時まだ、米シカゴ・サンタイムズ紙で3番手の若手映画評論家だったが、メイヤーの作品を評価した数少ない評論家のひとりだった。ふたりの友情は、2004年にメイヤーが死去するまで続いた。エバートは13年4月に70歳で死去している。
ウィンターボトム監督は、英国人中年男性2人の旅を描いたロードムービー「イタリアは呼んでいる」が、Bunkamuraル・シネマほか5月1日全国公開。
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