「ソロモンの偽証」藤野涼子、髪バッサリ&私服姿で登場!高校生活へ決意新た
2015年4月26日 21:40
[映画.com ニュース] 宮部みゆき氏のベストセラー小説を2部作で映画化した完結編「ソロモンの偽証 後篇・裁判」のファン感謝イベントが4月26日、東京・109シネマズ二子玉川で行われ、主演の藤野涼子と共演の板垣瑞生が舞台挨拶に出席。これまでの舞台挨拶では、キャスト陣は制服での登場だったが、この日は私服姿で観客の前に姿を現した。
11日の公開初日では、成島出監督から卒業証書を授与され、大粒の涙を流した藤野は、「『ソロモン』を卒業して、中学校も卒業し、高校も入学しました。心機一転、髪をバッサリ切ってみました」とはにかみながら挨拶。板垣も「『ソロモン』への後悔、残っている雑念だとか複雑な気持ちを、今日は吹っ切りたいと思います」と話し、会場の笑いを誘っていた。
さらに、藤野は「高校も入学したということで、演技も頑張っていきたいですが、勉強も中心に頑張っていきたいです。高校生活を悔いのないように送っていきたいです」と決意も新たに。そして「英語が苦手なんですが、海外に行っていろんなものを見たいと思っているので、これからは英語をしゃべれるようになりたいです」と、高校生らしい等身大の意気込みを明かした。
舞台挨拶の最後に、板垣は「僕らが命をかけた映画を見てくださり、心から感謝します。これからも精進していくつもりなので、応援よろしくお願いします」と観客に決意表明。藤野も「これからは高校で勉強を中心に頑張っていきたいと思っているので、演技をすることからは離れてしまうかもしれませんが、もっともっと演技力を上げて、皆さんに成長した藤野涼子をお見せできたらいいなと思います」と語り、今後の飛躍を誓っていた。
男子生徒・柏木卓也の死から始まった一連の事件に揺れる城東第三中学校で、生徒たちによる前代未聞の校内裁判が開かれる。「ソロモンの偽証 前篇・事件」「ソロモンの偽証 後篇・裁判」は、ともに公開中。